腸腰筋って聞いたことないですか?
ダイエットや健康維持に、骨盤のインナーマッスルとして、注目を浴びています。
腸腰筋とは『腸骨筋』+『大腰筋』+『小腰筋』の3つが合わさったものです。
この腸腰筋は股関節を曲げる(屈曲)に大きく関与します。
腸腰筋を制するものは、身体の動きを制する。
それぐらい重要な筋肉ですので、ぜひ覚えてくださいね。
目次
腸骨筋
腸骨窩といって、骨盤の内側から始まって、大腿骨の小転子まで伸びていきます。
体幹が固定されていると、脊柱が屈曲する。片側だけが働くと脊柱を側屈(外側に曲げる)させる。
歩くときでいえば、大腰筋の場合と同じで、蹴り出した後、前方に脚を運ぶときに使います。
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大腰筋
大腰筋は小腰筋、腸骨筋と股関節前面の筋を構成します。
12番目の胸の骨の横にある横突起と1~5番目の腰の骨の椎体及び肋骨突起というところに起始があり、こちらも小転子につきます。
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小腰筋
小腰筋は大腰筋の前に位置する小さい筋肉で、この筋肉は欠けている(ない)人もいます。
起始は12番目の胸の骨と1番目の腰の骨の椎体で、恥骨しつと腸恥隆起に止まります。
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まとめ
腸腰筋の解剖についてお伝えしてきました。
腸腰筋は骨盤の深部にあり、なかなか触診することができません。(できないことはないのですが・・・)それゆえ筋肉の中でも問題とされないことが多かったんです。
でも『腸腰筋症候群』というケガもあるように、腸腰筋が問題となることも最近では分かってきました。
腸腰筋のチェックはかなり大切ですよ。