妊娠中の身体変化の影響で、股関節痛や腰痛があります。
妊婦の股関節痛や腰痛はどこにかかるべきなのでしょうか?
妊娠中の身体特徴は下腹部の出っ張りであることは誰でもわかることですが、それに伴いさまざまな症状が引き起こされます。
整形外科の症状でいえば股関節痛や腰痛になる方が多いですね。
そのあたりは以前こちらのブログでもご紹介しましたので、まだ読まれていないのであれば先にそちらをご覧ください。
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私の妻も妊娠中に腰痛に悩まされていました。幸い私が理学療法士であったため事なきを得ましたが、産後まで腰痛に悩まされる方もいらっしゃいます。
ところで妊娠中に股関節や腰が痛くなったとき、どこに受診すればいいか悩みませんか。
産科か整形外科か
股関節痛や腰痛といえば、一般的には整形外科を受診します。でも妊娠中には何かあれば真っ先に受診するところはもちろん産科ですよね。
どちらにいけばいいのでしょうか。
これには答えはないと思うのですが、まずは産科に受診して主治医に症状を伝えて診てもらうことが第一選択になると思います。
妊娠中にはよく起こることですので、軽い股関節痛や腰痛であれば産科の先生が対応してくださると思います。
ただし産科の先生は整形外科疾患の専門家ではありませんので、ひどい痛みやイレギュラーな症状には対応できないことが考えられます。
そういう場合は整形外科を受診すればいいのではないでしょうか。
その際、必ず問題になってくるのが「レントゲン撮影による被曝が胎児に影響しないか」ということです。
これについては「妊娠後期であれば問題ない」とか、「妊娠初期でもレントゲンなら大丈夫」などさまざまな意見があります。
ただ産まれた赤ちゃんに何かあれば、「あのときレントゲンを撮ったからかも」となってしまいます。
ですから、医師としても「何か影響がある可能性はゼロではありません」という答えになるのは当然です。
このあたりは受診した医師に、どうしても撮らなければならない状況なのか、撮った方がいいのか、ご相談して決めてください。
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まとめ
妊娠中の股関節痛や腰痛の際に、どこに受診すればいいのかについてお伝えしてきました。
基本的にはお腹の赤ちゃんのことを優先すべきですので、まずは産科の主治医にご相談するのが良いかと思います。
そこで主治医が何か対応してくださると思います。
以上、参考になれば幸いです。