股関節が痛いときの受診は何科?大病院か、医院のどちらにいくべき?

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股関節の痛みがあり、どうしようもなくなったとき病院に受診しますよね。

 

このとき迷うことが2つあると思います。1つは何科にいくべきなのか?

もう1つは、大きな病院に行く方がいいのか、それとも町にある医院に行く方がいいのか、どちらなのでしょうか。

 

 

まず股関節の痛みがあり何科を受診すべきか、最初に受診する科として

選ぶのは整形外科です。これは何となくわかると思います。

 

次に大病院の整形外科か、町の整形外科医院のどちらにいくべきなのでしょうか。

 

とその前にひとつご質問が。

病院と医院(クリニック)の違いをご存知ですか?

 

分からない方のために、まずそちらをご説明します。

 

目次

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病院と医院の違い

病院と医院(=クリニック)の違いをご存知でしょうか?

 

20床(=ベッド)以上あるのが病院で、19床以下が医院となります。

有床(入院施設がある)が病院で、無床(入院施設がない)が医院と勘違いされている方がいますが、19床以下の有床医院もあります。

病院と医院

 

 

ときどきタイトルのようなご質問があります。

 

「病院へ行くとしたら、個人病院より総合病院や大学病院のほうがいいでしょうか?」

 

結論から申し上げると、どちらでもいいと思います。

 

メリットとデメリットと書くとおこがましいのですが、ご自身の現在の症状に合わせて受診すればいいと思います。

 

1つだけ注意点があります。総合病院や大学病院をいきなり受診しようとしても、ほとんどの場合は紹介状が必要となります。

それをふまえて両者を受診すると仮定して比べてみましょう。

 

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メリット・デメリット

では以下に病院と個人医院のメリットとデメリットをお伝えします。

 

大病院のメリット

1.股関節の専門医にみてもらえる

2.症状が増悪して手術になった場合は、知ってる先生に執刀してもらえる

3.複雑な症状でもMRIやCTなどの検査機器や、手術器具が揃っていて対応してもらえる

 

大病院のデメリット

1.股関節の専門医は手術療法が中心なので、保存療法を積極的にすすめることは少ない

2.外来でのリハビリは基本的にはやっていない

3.受診時に待ち時間が長い

4.個人の整形外科医院より遠い

 

 

個人医院のメリット

1.大病院に比べると待ち時間が少ない

2.何かあれば、いつでも受診して気軽に相談できる

3.理学療法士がいるならある程度継続してリハビリが可能(ある程度の期間です)

 

個人医院のデメリット

1.手術になったときには別の大きな病院に移らないといけない

2.医師や理学療法士は股関節専門ではないので、高度な股関節治療が期待できないことがある

 

 

簡単に書くとメリット・デメリットはこんな感じです。

 

いま現在の症状で考えて、手術とか、複雑な治療が必要ではないのであれば、

どちらかというと個人の整形外科医院の方がいいのかもしれません。

 

ただこのあたりも相性の問題もありますので、最終的には

「信頼できる医師と理学療法士がいるところ」

が一番いいと思います。

 

病院、医院選びの参考になれば幸いです。

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