正しい身体認識を身に付けるなら
不調や痛みの大きな原因の多くは、正しい身体の動きができないために生み出されます。
自分では「良い姿勢」「良い歩き方」と思っていても、それは間違った身体認識によるものかもしれません。
そこでDVDブック ボディ・マッピング: だれでも知っておきたい「からだ」のこと (DVD BOOK)をおすすめします。
身体あるきべき姿と、身体認識のずれを修正する方法など、かなり詳しく述べられています。
DVDも付いていますので、専門的な話も理解しやすいです。
すごく良い本なので、絶対見て欲しいですね。
- ボディ・マッピングという概念は絶対に覚えておいた方がいい。
- 動画で確認できるので理解しやすい。
- 専門用語が多い。
- DVDの語りが直訳なので違和感がある。
- 股関節に不調や痛みがある人。
- 正しい動きを身に着けたい人。
- 理学療法士や作業療法士の学生。
解剖や運動学の基礎を学びたいなら
筋肉の解剖や関節の運動学って、理学療法士にとっては当たり前のことなのですが、一般の方にはなかなかとっつきにくいです。
そんなときにはこちらの図解入門よくわかる筋肉・関節の動きとしくみ (How-nual図解入門Visual Guide Book)がおすすめです。5年以上もロングセラーとなっている書籍です。
ロングセラーになるにはやはり理由があって、一般の方が筋肉や関節、運動学の基本を学ぶには、難しすぎずない良い本です。
- 分かりやすい文章とイラストで解説されているので理解しやすい。
- 解剖や運動学、生理学などの基礎的な内容から、実際の動作の解説まで幅広い内容をカバー。
- カバーしている分野が幅広いので、それぞれの内容は薄い。
- 専門家(理学療法士や作業療法士、スポーツトレーナーなど)には内容はが易しすぎる。
- 解剖や運動学の基礎を学びたい一般の人。
- 理学療法士や作業療法士の学生。
- スポーツトレーナー
詳しく姿勢や動きを学びたいなら
上記の本で基本的な解剖や運動学ことは学べるのですが、もう少し詳しく学びたいならスポーツ・健康づくりの指導に役立つ姿勢と動きの「なぜ」がわかる本がおすすめです。
特に姿勢についてはかなり深く書かれていますので、一般の方だけでなくトレーナーさんや、理学療法学生にも読んでもらいたい内容ですね。
- 筋肉と、姿勢や動きのつながりが詳しく書かれている。
- イラストが多い。
- 一般の人には少し難しい。
- 理学療法士や作業療法士の学生。
- スポーツトレーナー
背骨についてとことん詳しく学びたいなら
「背骨のことを深く知りたい」という方におすすめなのが、まるごと図解背骨のしくみと動きがわかる本です。
石部信之先生が理学療法士の立場で分かりやすく書かれています。
背骨は股関節とも関わりが深いのでぜひおすすめです。
- 背骨の解剖から運動学、コンディショニング(自主トレ)まで詳しく書かれている。
- コンディショニングについては理論編と実践編に分かれており、かなり深く学べる。
- 実際の動作時の注意点も学べる。
- 背骨が中心なので下肢など他の部位については書かれていない。
背骨に特化した内容なので、背骨を深く知りたい方には絶対おすすめですが、それ以外の人にはおすすめできないので0.5減点しました。
- 股関節や骨盤周囲に痛みを抱える人。(股関節や骨盤と深く関わるので)
- 体幹がかたい人。
- 理学療法士・作業療法士。
- スポーツトレーナー。
骨盤の運動学について知りたいなら
骨盤ついてを詳しく知りたいなら見るみるわかる骨盤ナビがおすすめです。
私が探した本の中で、骨盤特化してここまで詳しく書いている本は他にはありません。
- 骨盤の解剖と運動学をかなり詳しく学べる。
- 骨盤に関係する運動が数多く掲載されている。
- 骨盤以外の話題がない。
- 骨盤についてもっと知りたい人。
- 自宅で骨盤周囲の運動がしたい人。
生理学の基礎を学びたいなら
医療従事者でないとなかなか親しみのない生理学。簡単にいうと高校の理科の選択肢にあった生物を、より深めた学問です。
理学療法士の解剖学、運動学と並び、3大主要科目に並べられます。(私はプラス1として病理学を入れますが)
なぜ生理学を学ばないといけないかというと、それを知らないと運動学など他の学問の説明ができないからです。
「腹が減っては戦はできぬ」と昔から言いますが、なぜ食事を摂らないと力がでないのでしょうか?
なぜ人は眠らないといけないのでしょうか?
なぜおしっこは出るのでしょうか?
これらの疑問に答えるには生理学の知識が必須です。
ただ生理学は分かりにくく、医療系の学生でも苦手にする人が多いです。
そこで簡単に生理学を学べる本として図解入門よくわかる生理学の基本としくみ (図解入門 メディカルサイエンスシリーズ)をご紹介します。
ちなみにこちらの本はスポーツニュースで大リーガーのダルビッシュ有投手が読んでいる本として紹介されていました。(詳しく知りたい人は「ダルビッシュ有 栄養学 本」と調べてください)
- 難しくなりがちな生理学を一般の方でも分かりやすく解説。
- 消化器、呼吸器、運動器、循環器、代謝、血液、感覚など、生理学で学んだ方がいい知識はだいたい掲載されている。
- ストレッチを紹介している本と違い読んでもイメージしにくい。
- 深く身体のことを知りたい人。
- 理学療法士や作業療法士の学生。
- スポーツトレーナー
栄養に関する知識を身につけたいなら
栄養学ってあまり深く考えないですが侮るなかれ。食が私たちの身体を変えているといっても過言ではありません。
高齢化するにつれ骨代謝とビタミン切っても切れない関係だったり、運動するために必要な栄養素もあります。
そんな栄養学の基礎を学ぶなら図解入門よくわかる栄養学の基本としくみ (メディカルサイエンスシリーズ)がおすすめです。
ちなみにこちらの本も先ほどの生理学と同じく、大リーガーのダルビッシュ有投手が読まれています。
- 栄養学の基礎を、難しすぎないレベルでしっかり学べる。
- 股関節の痛みと関係する内容も記載されている。
- 記号やカタカナなど知らない言葉がたくさんでてくるので、少し頭を働かせて読む必要がある。
- 身体作りや痛みと食生活から向き合いたい人。
- 医療的な側面から栄養学の基礎を学びたい人。