骨盤の解剖で覚えて欲しい2つランドマーク

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骨盤っていまいち形がわかりにくいし、どこがどこやらわからない、というのが私が理学療法士になったときの印象でした。

骨盤ってややこしくないですか。医療人でなければ私も「腰骨?」ぐらいの知識だったでしょう。

 

だから「とりあえずここだけは覚えとこ」と思って、真っ先に覚えたランドマーク(目印)が上前腸骨棘と坐骨結節の2つです。

というわけで、この2つだけでも覚えておいてください。

 

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2つのランドマーク

上前腸骨棘

上前腸骨棘は「じょうぜんちょうこつきょく」と読みます。
 

腰に手を当てて、少し下にずらしてきた当たりにあります。

骨盤の前面で左右にある一番大きなでっぱり、それが上前腸骨棘です。治療のときは、この上前腸骨棘をキーにして部位を探すこともあります。

 

また骨盤の前後の傾きをみるときにも、上前腸骨棘が目印になります。

 

 

坐骨結節

硬い椅子や座面に座ったときに、なんか座面に骨が当たってるような感じで、お尻が痛かった経験はありますよね。

 

それは坐骨結節の仕業だったかもしれません。

 

太ももの後ろ側の付け根のたところに、少しとがった出っ張りのようなものがあるがわかりますか?それが坐骨結節です。

 

股関節痛み原因治療 坐骨結節4.5

 

おしりの出っ張った部分というだけではなく、坐骨結節は太ももの後ろにあるハムストリング(半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋)という筋肉群の起始になっています。

 

また開脚やふとももの後ろを伸ばすようなストレッチをするとき、坐骨結節がどのように動いているかイメージするように、私はセルフトレーニングの指導時にお伝えするようにしています。

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