股関節が痛くてもスポーツがしたい。その悩みにお答えします

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股関節痛があると「スポーツをしてはいけません」、そう言われたことはないですか?

もちろん股関節痛を増悪させたり、痛めつけるようなやり方には賛成できません。

でも少しならやってもいいかなって思うこともあるんです。

今回ご紹介するのは、先日アキレス腱断裂を受傷してから、股関節痛がひどくなったとご相談を受けた方から、後日届いたメールです。

股関節痛とスポーツに関して、少し考えるところがありましたので、ご相談の続きをご紹介させていただきます。


股関節痛でスポーツがしたいと思う方は必見ですよ。

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股関節痛とスポーツ

いただいたメールはこちらです。

早々のご回答ありがとうございます。主治医といいましても、実家が〇〇でそのときはいましたが、今仕事で□□県にいるうちに主治医が亡くなってしまって、経過を知っている医師がいません。

最近かかったのが、××病院の△△先生という方で、この先生には手術を言われました。主治医というか、手術する心の準備ができたら来て下さいという感じでした。

来週◇◇市にある☆☆センターに行って来ようと思っています。

アキレス腱の癒着がひどいのは、はがす手術をした方が良いのですか?股関節変形の方で、スポーツをやっている方はいらっしゃるんですか?

私はバレーボールをやっていましたが、最近は痛みがひどくて思うようにやれていません。

手術を回避するには、そう言ったスポーツを断ち、水泳で鍛えていくしかないですね

私は考えが甘いですね。来週◇◇の病院に行ってみます。 また相談させてください。

こちらのご質問に対する私の返事はこちらです。

こんばんは、理学療法士の國津です。ご返信が遅くなりました。繰り返しになりますが、今回の股関節学会でも、やはり手術の話がメインで、しかも人工関節置換術の話が多かったです。「どれぐらい耐久性がある」

「どんな手術がいい」

「どの時期にすればいい」

などなど、医師の目は手術に向いているという感じでしょうか。

○○病院のホームページ拝見しました。ベテランの先生ほど、その傾向にあるかもしれません。ですから変形=手術(自骨もしくは人工関節)という話になると思います。

変形性股関節症でもスポーツをされている方もいらっしゃいますし、山登りを楽しんでいる方もいらっしゃいます。

炎症が強いときには難しいかもしれませんが、一般的な痛みであれば、歩き方、セルフでのコンディション、あと時々理学療法士による評価などを組み合わせれば、レベルにもよりますが、スポーツも可能かと思います。

私が考えるのは、スポーツ好きな方がスポーツを我慢して生活することが本当にいいのかどうか、この一点です。

もしかしたら、スポーツを我慢してもいつか人工関節置換術を受けないといけないかもしれませんし、逆にスポーツをしていても人工関節置換術を受けなくてもいいかもしれません。

まだまだお若いですし、QOL(生活・人生・生命の質)を考えていく中で治療方針を考えるべきではないでしょうか。

アキレス腱の剥離術をするかどうかは、それによって動きが良くなる、股関節にとって有意義であれば、した方がいいと思います。ただし今度は剥離術後にしっかりとリハビリをできる環境が整っていることが条件です。それでないと、剥離術を受けてもまた同じ経過をたどることが予想されますので。

以上、簡単ではございますが、御回答とさせていただきます。

失礼致します。

(プライバシー保護のため、一部修正を加えています)

股関節痛を抱えていると、なんとなくスポーツはしてはいけない、そう考える方が多いと思いますし、実際診察を受けると「スポーツは諦めなさい」、もしくは「プールにしなさい」、なんて言われることがあると思います。

例えば学生時代からテニスを必死でやってきて、レベルはいろいろありますが、社会人になっても、結婚しても、出産してもテニスを続けてきた方がいるとしましょう。ここまでくると、テニスが生活の一部になっていますよね。

この方に急に「股関節痛があるからテニスは辞めなさい」って言っても、なかなか難しいと思いませんか?

私はパソコンでブログをつづることが日課なのですが、目が悪くなるから「パソコンを使うを辞めなさい」って言われても、正直無理です。

まとめ

股関節が痛くてもスポーツがしたい、そんな方からいただいたメールにお答えしてきました。

治療で考えるべきは、QOL、人生の質や生活の質、これに尽きると思います。なぜなら、人はQOLを高めるために生きていると言っても過言ではないからです

だから、できる限りその方がやりたい運動を、できる範囲でやれるように、一緒に模索していければなと、いつも考えております。

もちろん最初に申し上げましたように、股関節痛を増悪させたり、股関節を痛めつけるような運動には賛成しませんよ。

「どんな方法ならできるんでしょうか?」、「どれぐらいの頻度ならできるんでしょうか?」、医師や理学療法士と一緒に考えていけばいいのではないでしょうか。

このあたりも話もこちらの本書かれていますので、よろしければご覧ください。


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