骨粗鬆症の骨折の好発部位は?その予防方法もご紹介します!

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骨粗鬆症になって一番怖いのは骨折です。でも「最近は骨粗鬆症の薬もあるし大丈夫なのでは?」なんて思っていませんか。

薬を飲んでいても転倒して骨折することはあります。今回は骨粗鬆症によって起こる骨折の好発部位と、薬を飲んでいれば安心と思っている方へ予防方法をご紹介します。

骨粗鬆症の骨折の好発部位は?その予防方法もご紹介します!

骨粗鬆症の高齢者によく起こる骨折には、四大骨折と呼ばれる骨折があります。

高齢者の四大骨折とは、大腿骨頚部骨折、腰椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨頚部骨折の4つです。

その他、くしゃみで肋骨が折れることもあります。

この中でもこちらのブログで扱っている股関節の骨折、大腿骨頚部骨折は特に寝たきりにつながる骨折と言われています。


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大腿骨頚部骨折はなぜ怖い

股関節の解剖を少し思い出して欲しいのですが、大腿骨は人間の骨の中で一番長い骨でしたね。骨盤の左右で支えるように大腿骨はつながっています。

人間のカラダを木に例えると、枝は上肢(手)、幹は体幹、根は下肢(脚)になります。

大腿骨の頚部が折れるということは、木の根元が折れるのと一緒ですから、そう考えるとまともに立つことができないことが分かりますよね。

大腿骨頚部骨折になると手術をすることが多いのですが、以前は手術後も免荷期間(体重をかけられない期間)があり、手術をしてもその期間があるために寝たきりになることもありました。

最近は手術や中に入れる釘が進化して、術後早い時期から荷重が可能となり、うまくリハビリができれば再び歩くこともできます。(※お一人で歩けていた方が手術をしたときの話です)


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骨粗鬆症の薬を飲んでいれば大丈夫?

先日ある患者さんがこんなお話をされていました。

「私は骨粗鬆症でね。でもお医者さんから骨粗鬆症の薬をもらって飲んでいるから大丈夫よ」

近年骨粗鬆症の薬の種類が増えてきましたね。以前は毎日飲まないといけないものが主流でしたが、最近半年に1度の皮下注射のものも使われるようになっています。

薬の効力も良くなっていますし、その骨粗鬆症患者さんに合った薬が処方されるようになっています。

薬がよくなることは大変喜ばしいことですが、骨粗鬆症の薬を飲んでいれば骨折しないのかと言われればそうではありません。

たとえば、高血圧の方が薬を飲んでいれば大丈夫と思って、塩辛いものばかり食べていれば血圧は上がりますよね。

それと同じように、骨粗鬆症の方がいくら薬を飲んでいても、転倒して大きな衝撃が加われば骨折するのです。

ちなみに以前すごく若い方を大腿骨頚部骨折の手術後に担当したことがあります。その方はバイクで転倒して大腿骨頚を骨折したそうです。

いくら若くて骨が強くても、バイクで転倒して強い衝撃が加われば、大腿骨は折れるのです。

骨折しないためにできること

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当たり前の話になるのですが、骨折しないようにするには転倒しないことです。

転倒しないために身体の機能を維持できるのか、また転倒しにくいような住環境が作れるのか、それが何より大事なのです。

骨粗鬆症薬は骨をある程度改善してくれますが、骨折しない骨になるとは考えない方がいいでしょう。

やはり自分でコツコツ運動をするのが一番ですね。


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