臼蓋形成不全を伴う股関節唇損傷、リハビリか手術どちらを選択すべき?

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股関節唇損傷と診断されて手術をすすめられたとき、手術をすべきか悩む方は多いです。

臼蓋形成不全を伴う股関節唇損傷、リハビリか手術どちらを選択すべき?1

「手術をして全てがよくなる」

「完全に元通りになる」

そんな手術であれば、医師もすすめやすいとは思いますが、残念ながら100%の安全で、100%元通りになる手術なんてありません。

なぜなら、どんなに難しくないと言われる手術でも身体にメスを入れるわけですから、創傷の痛みや癒着などのリスクはわずかながらあります。

こちらのブログにも最近よくご質問がよく届きます。

先日もブログの読者からご質問が届きましたのでご紹介します。


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手術をすすめられたがどうするべきか

いただいたご質問はこちらです。

股関節ブログに新しい質問が届きました。

題名:どうするべきかわからない。
性別:女性

年齢:20代

診断名:股関節唇損傷

メッセージ本文:
こんばんは。私は10代の頃から股関節に違和感を感じ始めました。そして20代になり痛みが増してきたのでMRIを撮ると、股関節唇損傷と診断されました。

そこの病院の紹介で◯◯市の某病院で診てもらうと、白蓋形成不全と股関節唇損傷と言われ手術をすすめられました。

しかし100%治るとは保障できないと言われ、不安もあったので手術はしませんでした。

でも、それから毎日生活する中で、長く歩くと痛みが出て夜も寝ることができなくなってきました。動いてなくても痛みが出ることも多いです。

毎日辛いけど、何が一番いいのかもわからなくて・・・。どうするべきなのか相談させていただきました。

よろしくお願いいたします。

痛みの辛さと手術への不安や悩みが伝わってきますね。

こちらの方には、ご質問から気になるところを中心にご回答申し上げました。

白蓋形成不全と股関節唇損傷と言われ手術をすすめられました。しかし100%治るとは保障できないと言われ、不安もあったので手術はしませんでした。

股関節唇損傷の手術は良い結果の報告が行われている一方、あまり良くない話も聞きます。たとえば痛みが強くて再手術したり、痛みが治らなかったり。

膝の前十字靭帯の手術のように症例数が多いわけではありませので、手探りの部分も少しあります。

そもそも手術をしても、股関節唇を縫合はすれども、以前の状態になるわけではありませんので、医師も「治る」という表現は使いにくいと思います。

毎日生活する中で、長く歩くと痛みが出て夜も寝ることができなくなってきました

たとえば痛みがあるなら、

・どんな動きをしたときに痛みが出やすいか
・逆にどんな動きであれば痛みが出にくいか
・どれぐらいで痛みが出るか
・どれぐらいなら痛みが出ないか

をしっかり考えていくべきだと思います。

毎日辛いけど、何が一番いいのかもわからなくて・・・。どうするべきなのか

今回のお話で判断するなら2つの道があると思います。

1つは股関節唇に負担のかからない動作を考えて実践していくこと。つまりリハビリを中心とした保存療法です。

もう1つは手術をすること。ただし今回でいえば、臼蓋形成不全の影響がどこまであるかわかりませんし、臼蓋形成不全での内視鏡手術が予後にどれぐらい寄与できるのか疑問です。

また手術をしたら元には戻せないので、まずは保存療法を行った方がいいでしょう。

ここからは私なら、ということでお伝えすると、いま現在リハビリを受けておられないのであれば、理学療法士のいる病院やクリニックでリハビリを受けてみると思います。

痛みの原因や痛みのでる動作をしっかり診てもらって、それを実践していけばいいでしょう。

まとめ

臼蓋形成不全を伴う股関節唇損傷の診断を受けたからのご質問にお答する形で、手術か保存療法かを考えてきました。

手術が100%良くなる保証がないのであれば、まずは保存療法の可能性を探りましょう。

それでも痛いがひかないときに、手術は考えるべきだと考えます。


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