股関節の痛みは食事に気をつければ改善できる?

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股関節の痛みと、私たちが毎日摂取する食事と関係はあるのでしょうか。今回は食事について考えてみましょう。


股関節の痛みは食事に気をつければ改善できる?1

股関節痛や膝関節痛を抱えている患者さんとお話していると、必ずといっていいほどこんな会話をします。

「グルコサミンやコンドロイチンで治りますか?」

グルコサミンやコンドロイチンを飲んだことがある方もいらっしゃるでしょうし、テレビや新聞の広告が気になった方は多いのではないでしょうか。


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サプリメントで治そうとするのは正解ではない

股関節の痛みは食事に気をつければ改善できる?3

私はサプリメントを飲み続けることだけで、関節そのものが顕著に改善したり、痛みや炎症が和らぐとは思っていません。

だって直接関節に注射したわけではありませんから。口から摂取した物は胃で消化されて、小腸で吸収された後、肝臓で分解されます。この時点で摂取したサプリメントは、元の形を留めていません。

その状態で血液によって運ばれて、治して欲しい関節に運ばれるのでしょうが、本当に股関節や膝関節に届いているのかは分かりません。

たとえば、100グルコサミンを飲んで、股関節や膝関節に必要な状態(成分)でいくら届いているのでしょうか?もしかしたら肩にたくさん行っているかもしれませんよね。

ですからサプリメントのみ、関節軟骨の修復が進むとは考えない方がいいでしょう。

ただし、食事など口から取り入れるものすべてが、痛みや炎症に効果がないと考えているわけではありません。

その話をする前に、そもそも体重が増えすぎることは人間の身体にとってあまり良いことではない、それは理解できますよね。

標準体重を維持している人、その2倍の体重がある人、どちらが関節に負担がかかるのかと聞かれれば、明らかに後者です。

もちろん体重のみで比べられるものではなく、BMIや体脂肪率なども考慮すべきです。このあたりは著書に書いています。

股関節の痛みは食事に気をつければ改善できる?2

ただ明らかな肥満は関節の大敵ですので、体重のコントロールは重要です。

その上で、よく言われている食材であれば、マーガリンなどに含まれているトランス脂肪酸を大量に摂取すると、体内に炎症を起こしやすいと言われていますし、しょうがは炎症を抑える作用があると言われています。

ただしこれは股関節痛や膝関節痛で調べた研究データではありませんし、研究が行われていても科学的根拠のレベルは低いです。


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どこまで股関節痛と向き合えるか

「そしたら治るような食事とか食材はないんだぁ」と嘆くだけでいいのでしょうか。

私たちの身体って最終的には自分たちが食べたもので成り立っていますよね。

何かのCMで「私たちの身体は半年前に食べた物でできている」と言っていましたが、身体を作る要素はやはり食事なのです。

元気になりたいときには鰻を食べたりしますよね。栄養豊富な鰻を食べることによって、「よぉーし、いっしょがんばるか!」となるわけです。

これが空腹だったり、カップラーメン1杯で、明日大事な行事が控えていたらどうでしょうか。結果は言うまでもなく、なんか嫌な感じがしますよね。

ですからやはり自分が口にしている食事は、健康になれるもの、元気になれるものでないといけません。

このあたりは皆様も、なんとなくご理解できていることでしょうが、「それをして意味があるんかなぁ」と疑問に思っていることではないでしょうか。

では、もう1つ食事に気をつける意味をお話しましょう。

私がリハビリをしてきた人の中には、姿勢や歩行はもちろん、食事にも気をつけておられる方がときどきます。

本当にセラピストである私も負けるぐらい色々な知識をお持ちなのですが、そういう人たちってやっぱりよくなる傾向にあります。

それは良いものを食べていたためか、それとも良い運動をされていたためか、その人の症状が良くなる時期だったためか、分からない部分もあります。

でも1つ言えることは、食事まで気をつけられる人は良くなるために人よりも努力されていることが分かりますし、そのパワーを感じます。

やれることを全てやれば結果は自ずと付いてくる、という感じでしょうか。

まとめ

股関節の痛みと食事の関係についてお伝えしてきました。

食事は人間の身体を作る最高の薬です。姿勢や歩行も大事ですが、食事を疎かににしていはいけません。

たかが食事、されど食事。ファーストフードなど、ジャンクフードばかり食べるのは止めて、自分の身体のためになるものを口にするようにしましょうね。


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