股関節の治療にも下肢や骨盤の運動連鎖の意味を理解することが必要

スポンサーリンク

股関節の治療には下肢や骨盤の運動連鎖の本当の意味での理解が必要です。

その理由を今回はじっくり考えてみましょう。

下肢や骨盤の運動連鎖の意味を理解することが必ず必要になってくる

先日ある人からこんなことを聞かれました。

「最近のブログ、股関節以外のことも書いてることが多いですよね。何か理由があるんですか?」

「おっ、よく気づきましたね」と言ったのですが、この方がおっしゃるようにここ何記事かは股関節の話題から外れています。

こちらのブログは股関節の痛みをテーマにしています。ですから基本的には股関節に関わる話を記事にします。

ではなぜ膝蓋骨やFTA、ミクリッツ線など、股関節ではなく膝関節の話題をお伝えしているのでしょうか。

そこには深い訳があります。


スポンサーリンク



股関節の痛みの原因はどこにでもある

もう一度いいますが、こちらのブログは股関節の痛みをテーマにしています。

ただタイトルをもう一度見ていただきたいのですが「股関節の痛みの原因を治療する」となっています。

スポットを当てているのは股関節の痛みですが、このブログを立ち上げた目的は「股関節の痛みの原因を治療すること」です。

一時的に痛みを和らげるだけなら、いくらでも方法はありますが、結局は原因となる根本の部分を絶たないといけません。

そういう意味でこのブログタイトルにしました。

ですから痛みの原因が股関節以外にあるなら、股関節以外にも注目していく必要があるのです。

たとえばそれは膝関節かもしれませんし、足関節や腰部かもしれません。

股関節だけに痛みの原因があるとは限らないのです。


スポンサーリンク



負の運動連鎖を起こさない

この考えの鍵となるのが運動連鎖です。

運動連鎖は以前こちらのブログでもお伝えしていますので、意味を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

参照) 股関節や腰痛治療時に重要な役割をする仙腸関節の解剖

運動連鎖については難しい解釈はあるのですが、そんなことは覚えなくてもいいです。

皆さんは「運動連鎖(運動の連鎖)」という漢字からイメージできるように、こう覚えてください。

「隣り合う関節は互いに影響し合う」

足関節の状態は膝関節へ、膝関節の状態は股関節へ、股関節の状態は骨盤へ、股関節の状態は体幹へ、どんどん影響を与えていきます。

いちおう専門的な話もお伝えしておくと、「距骨下関節回内(外反)→膝関節屈曲・外反・内旋→股関節屈曲・内転・内旋→骨盤前傾・前方回旋→同側への体幹側屈・回旋・・・」というように、足関節の影響が体幹やその上の肩甲帯や頚部にまで影響を与えます。

これは上行性運動連鎖と呼ばれるものですが、逆のパターンで下行性運動連鎖もあります。

運動連鎖は良い影響を与え合う関係であればいいのですが、負の影響を連鎖する場合もあります。

そうなるとまるでドミノ倒しのように、足部の悪い影響が膝関節や股関節に伝わっていきます。

下肢や骨盤の運動連鎖の意味を理解することが必ず必要になってくる3

良い関係を築けていればそれはプラスに働きますが、悪い関係になっている可能性もあるので注意が必要です。

人間と同じく、お隣さんとは仲良くしないといけないってことですね。

まとめ

股関節の治療について運動連鎖という視点で考えてきました。

要は股関節を治療するときに、股関節だけを見ていたらダメですよってことです。一見周り道のように感じますが、実は案外近道だったりします。

ですからこちらのブログでは今後も股関節に影響を与える因子については、股関節以外の話でもお伝えしていきますので、その点ご理解いただければ幸いです。

どうぞ宜しくお願いします。

コチラの記事もおすすめです

lpバナー股関節