タバコをやめるたった1つのコツは?根性でやめられない理由

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タバコをやめたいなら気合で辞めるより発想の転換が必要です。今回はタバコをやめるコツついて私の体験を元にご紹介します。

先日ある医療従事者と話しているとき、その人がこんなことを口にしました。

「タバコがなかなかやめられなくて・・・」

その人がタバコを吸っていたのは知っていましたが、やめたいけどやめられないと悩んでいたことはしりませんでした。

医療従事者って、病院や医院で働いているのに、喫煙率が高い職種だと思います。特に看護師は医師には喫煙者が多いですよね。

以前ある勉強会に参加したとい、呼吸器疾患の勉強会なのに、呼吸器内果の医師が気まずそうに端っこでタバコを吸っていました。気まずそうなら吸わなかったらいいのにと思うのですが・・・。

そういう私も実は20歳のころから少しだけタバコを吸っている時期がありました。


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私がタバコを吸い始めた理由

20歳の夏、なんとなく私はタバコに手を伸ばしました。理由はいまでもはっきり覚えていますが、好奇心でした。これは未成年がタバコを吸いたがるのと一緒です。

当時所属していた大学の同好会の合宿最終日。打ち上げの席での出来事です。今みたいに禁煙が声高に叫ばれる世の中ではなく、周りの友人の大半がタバコを吸っていました。

タバコを吸いたいとか、嫌いとか、そんな感情すらなく、ただ本当に好奇心が私をそうさせました。

「こんなものか」というのが初めてタバコを吸った感想です。タールの低いタバコだったこともあり、世間で言われるように不味いということもなく、ただタバコの味を知りました。

自分でも意外だったのは、翌日にまたタバコに手を出したことです。「こんなもの」でしかなかったタバコにまた手を出す理由はないはずでした。

それは多くの方がタバコにはまってしまうのと同じ道なのでしょうが、自分だけは違うとそのときは思い込んでいました。

そして、その翌日も、さらにその次の日も、1本ずつでありますが、好奇心ではない理由でタバコを吸うようになり、気がつけば立派な喫煙家になっていました。

この頃に喫煙家になってしまった自分に意外さも驚きもなくなりました。


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タバコをやめられなかった理由

そんな私がタバコをやめたいと思い始めたのは、タバコを吸い始めて2年ほど経った頃でした。理由は単純にタバコの害が怖かったこと。

当時はまだ理学療法士を目指していたわけではありませんので、医療の知識なんてさっぱりでした。

そんな私でも、タバコを吸い続ければ、肺がんや咽頭がんのリスクが増えるなど、たくさんの害があることぐらい分かっていました。そんなリスクをあえて抱えることが急に怖くなってきました。

やめたいと思ったのですが、そのときの私は大事なことに気付いていませんでした。タバコをやめたいとは思いながら、私自身の意志が弱かったのです。

その心配通り、辞めたいと思いながらも「まあこの1本ぐらい」と自分を甘やかして、吸い続けました。

1本吸ってはまた自己嫌悪に陥り、でも数時間するとタバコに火をつける、その繰り返しで時間だけが流れました。

禁煙は根性でするもの?

禁煙を達成するために、ニコチンパッチや禁煙のための薬がいまはありますよね。でも当時の禁煙方法といえば、

  • タバコの害を知る
  • 自分に当てはめる
  • 根性でやめる

このしかありませんでした。

結婚や出産がその契機となることも多く、「子どもが生まれたりこの子のために」 と、タバコをやめたお父さんも多かったです。

でも当時の私は学生をしている頃で、人生の転機になるような出来事がありません。タバコのリスクを知っても、どこか対岸の火事として、

「自分は大丈夫だろ」

と受け入れようとはしませんでした。結局根性でタバコをやめることはできなかったのです。

やめたいと思いながらタバコをやめられないことは、肉体的な害だけでなく、精神的にも影響を及ぼします。それは「タバコをやめたくてもやめられない自分」という烙印を押してしまうことです。

「タバコもやめられないんだから、 俺はやっぱり意志が弱いんだ」と知らず知らずコミットしてしまう自分がいました。これは根性論でやめようとするときの見えない大きな害だと思います。

そんな私に大きな転機が訪れたのは25歳のとき。タバコを吸い始めてから5年たったある日を境に、タバコを完全に断つことに成功しました。

いま『成功』と書きましたが、本人はそんな努力はしていません。本当に何気ないひと言が私を救いました。

タバコをやめるきっかけとなったあるひと言

25歳のときには理学療法士を目指して専門学校に通っていました。授業が終わると喫煙所に駆け込み、タバコを吸うグループでわいわいしゃべって、そして教室に戻るというのがルーチンでした。

煙所は教室のある建物から少し離れた場所にあったので、そこに行くためには雨の日は傘を指して移動する必要があります。また屋外にあるので、真冬はめちゃくちゃ寒い状況で、タバコを吸う必要がありました。

でもタバコを吸う人からしたら、傘を指す必要があるとか、寒いとか、そんなことは関係ないです。ただタバコが吸いたいから、天候がどうであれば喫煙所に行くのです。

その状況を見ていたあるクラスメートにこんなことを言われました。

「なんでタバコを吸う必要があるの?」

タバコを吸いたくなる理由や、やめられない理由なら何度も聞かれたことはありますが、「タバコを吸う理由」を聞かれたのは初めてでした。数秒考えてこう答えました。

「リラックスできるから」

タバコを吸う人がよく使う理由です。

それを聞いたクラスメートはさらにこう続けました。

「私たちはタバコを吸わなくてもリラックスできている。だからタバコを吸わないとリラックスできない理由がない」

このクラスメートの声を聞いて、私の中に何かもやもやした気持ちが生まれたのをいまでもはっきり覚えています。

「なんで俺はタバコを吸ってるんだろ?」

その瞬間からずっと頭の中を離れなくなりました。タバコを吸わない人は、タバコを吸わなくても生活を送れているわけですし、健全でいられます。じゃあタバコを吸う理由は一体どこにあるのでしょうか

さきほどお伝えしたように意志が弱い私なのですが、理由がはっきりしないと動けない性格でもあります。いくら考えても吸う理由が見つからないのです。

普段なら理屈っぽい性格がここでは吉とでて、それ以来タバコに手を出す理由がなくなったのです。

理由がない以上、ニコチン依存症も気になりません。3日後も、1週間後も、お酒を飲んだときも、全く吸いたいと思いませんでした。こうして私は禁煙に成功し、以後タバコを1本も吸っていません。

タバコをやめるのに必要なのは発想の転換だった

何か難題に対峙するときには、今回のように発想を転換することですごく良い方向に向かうことがあります。たとえば、カップヌードルの麺をどのようにカップに入れているかご存知ですか?

普通はカップがあって上から麺を入れると思いますよね。でも実はカップに麺を入れるのではなく、麺の上にカップを被せてからひっくり返します。これはカップに麺を入れようとすると、どうしてもうまく入らずに悩んでいたところ、被せてからひっくり返します方法を思いついたそうです。

話を戻して今回の禁煙の話なら、普通はタバコの害を知って、

「こんなにタバコは恐ろしいのです。だからタバコをやめましょう!」

という流れになる人が多いです。

でもそれがタバコをやめる理由にはなっても、完全に禁煙できる理由には残念ながら至らないのです。

そこで「そもそもタバコを吸う理由って?」と考えたことで、私のタバコへの想いは一気に消え去りました。

最後に禁煙によって取り戻せたのは、健康な身体だけではありません。

禁煙ができて得た一番大きなものは「禁煙を成功させたという安心感と自信」です。すごく大変だと思っていた禁煙をあっさり成功できたので、すごく良い経験となりました。

他の人から見たらすごく小さなことかもしれませんが、禁煙すればこんないいこともあるのです。

もしタバコを辞めたいのに辞められない人がいれば、一度「タバコを吸う理由」をじっくり考えてみましょう。意外と吸う理由はなくて、なんで吸っているのか分からなくなる人もいると思いますよ。

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