人工股関節置換術の入院日数は?入院期間は短い病院の方がいいの?

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人工股関節置換術を受ける場合、入院日数は何日になるのでしょうか?入院期間の疑問について今回は考えていきます。

人工股関節置換術を受けると決めるにしても、いろいろ心配ごとがありますよね。

たとえば私がよく耳にするものでは、

  • 人工股関節置換術を受ければ本当に痛みがとれるのか。
  • 人工股関節置換術を受ければ歩けるようになるのか。
  • 人工股関節置換術の費用はいくらくらいかかるのか。
  • 人工股関節置換術ではどのような麻酔を用いるのか。
  • 人工股関節置換術の手術時間はどれくらいか。
  • 人工股関節置換術を受けるとどれくらい入院するのか。

などがあります。

この中で入院日数についてはみなさん気になるところです。

病院での入院はできるだけ短い方がいいですよね。「人工股関節置換術には半年入院してリハビリしてもらいます」といわれたら、「そんなに入院するなら辞めておこうかな」となる人もいらっしゃるでしょう。

また仕事を抱えている人はそれほど仕事を空けるわけにはいきませんし、高齢者夫婦で住んでいる場合、妻が長期間入院すると夫の生活にも影響しますので、術後の入院日数は非常に重要です。

実際人工股関節置換術後の入院日数はどれくらいになるのでしょうか。


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人工股関節置換術の入院日数は?

人工股関節置換術の入院日数は病院によってまちまちです。

術後の入院日数は短いところなら7日程度(手術当日を1日目とする)、日本で一番短い病院だと4~5日(同)で退院ということろもあります。

私が周りの病院のスタッフにお聞きしたところ、14日か21日という病院が多かったですね。

ちなみに術前は前日入院の病院が多く、術後の入院日数が短い病院では手術当日に入院することが多いです。

手術前日に緊張して病院で過ごすのは嫌ですが、入院日にそのまま手術するのもなんか怖いですね。どちらがいいのでしょうか・・・。

入院日数には病院によって違いはあるのですが、ひとついえることは最近の傾向では人工股関節置換術の術後の入院日数は減って(短くなって)きています


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人工股関節置換術の入院期間は短い方がいいの?

そうするとさらなる疑問が浮かんできます。

「術後の入院期間が短い病院の方がいいのでは?」

そうなんです。これも本当によく聞かれます。

同じ手術をして、退院時に同じ動作レベルになるのであれば、入院期間が長い病院と短い病院があれば、なんとなくですけど、短い病院の方がいい手術やいいリハビリをしているような気がします。

あと入院期間が短くなれば、それだけ費用が安くなりますし、仕事や家族への負担も少なくなります。

私個人の意見としては、入院期間の短い病院の方がいい手術が受けられるとか、特殊なリハビリをしているとか、そういうことではないと考えています。

人工股関節置換術であれば、手術後の入院期間が数ヶ月になるとちょっと長すぎますが、術後5日で退院する病院でも21日で退院する病院でもそんなに変わりはないのではないでしょうか。

入院日数が5日の病院のスタッフに話を聞くと、術後4~5日目には杖歩行が屋外自立レベルとなるそうです。そこで退院になります。一方、入院日数が21日の病院のスタッフに聞くと、術後10~14日で杖歩行が自立レベルとなるそうです。

これだけ比較すると前者の方が良さそうですよね。ただ入院期間だけでは測れない部分もあって、たとえば退院後のADL(日常生活)は後者の方が入院期間が長い分、最後の7日間くらいは家での生活をイメージした練習ができますのでスムーズに退院後の生活を始められます。

入院期間は短い方がいい?それとも長い方がいい?

では人工股関節置換術後の入院期間は短い方がいいのか、それとも度長い方がいいのでしょうか。

表現は悪いかもしれませんが、術後の入院期間が短い病院では、入院期間が長い病院の治療が圧縮(濃縮)されている感じですかね。時間の制限があるので、本当に必要なことだけをやっていく感じです。

入院期間が短い方がいい人にとっては、必要なことだけやるといっても、自宅に帰れる状態になるのであればそれの方がいいですもんね。費用も安くなるので一石二鳥です。

逆に入院期間にはこだわらないから、しっかりリハビリをしてから家に帰りたい人にとっては術後の入院期間が4~5日というのは短すぎますから14日か21日はあった方がいいでしょう。

私個人、もしくは家族が人工股関節置換術の手術を受けるなら、3週間くらいの入院期間は欲しいといのが正直な気持ちです。

人工股関節置換術の入院日数(期間)についての注意点

最後に人工股関節置換術の入院日数(期間)について注意点をいくつかご紹介します。

退院後は外来でのリハビリは受けられる?

たとえ入院期間が短くても、退院後に通院して外来でのリハビリを受けられるのであれば、自宅での生活を送りながらリハビリもできるという大きなメリットになります。

手術受けられる前に、病院やサテライトのクリニックで退院後にリハビリを受けられる環境があるかは確認しておきましょう。

ただし実際には退院後にリハビリのために通院するのは大変ですし、退院後に外来リハビリを提供している病院はかなり少ないのが実情です。

そういう意味ではちょっと長い目に入院して、しっかりリハビリを受けてから退院する方がいいのかもしれませんね。

自宅から外出しにく状態であれば、介護保険で訪問リハビリを受けるという方法もありますので、介護保険の認定を受けられるのであればケアマネージャーに相談してみましょう。

回復期リハビリ病院に行く人は少ない

人工股関節置換術を受ける予定の人と話していると、手術した病院でのリハビリひ引き続き、回復期リハビリ病院に転院することを考えている人がいらっしゃいます。

回復期リハビリ病院とは、その名の通り「リハビリをする病院」です。手術をした病院より手厚く(=リハビリ時間が長い)、自宅復帰に向けた練習を行えます。

ただ人工股関節置換術や人工膝関節置換術では回復期リハビリ病院に行くことは少ないです。ほとんどの人は手術した病院から自宅に帰られます。

近年人工股関節置換術の手術の成績がすごく良くなっていて、リハビリも確実に進化しています。その状況であれば3週間、長くても1ヶ月程度リハビリをすれば自宅復帰できるレベルになりますのでまずはそれを目標にしましょう。

術後の痛みについて

これは実際に調べた数値があるわけではありませんが、術後の入院期間が短い病院で手術された人の方が、後々痛みを訴えている人が少し多い気がします。

断っておきますが、入院期間が短い病院の手術やリハビリが悪いというわけではありません。そんな短期間に退院できるのですから、手術のレベルが高いことは容易に想像できます。

先ほどもお伝えしたように最低限必要なリハビリだけ行って4~5日で退院に至るため、中長期的に問題となるようなことまでアドバイスできなかったり、動作の細かい特徴にまで切り込む時間がないのかなという印象です。

そういう意味では退院後には、手術した病院じゃなくてもいいので、理学療法士や作業ががによるリハビリは継続して受けた方がいいのではないでしょうか。

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