人工股関節置換術を受けると妊娠や出産時に問題になるのか?

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人工股関節置換術を受けると妊娠や出産時に影響はあるのか、気になる方は多いです。

そこで人工股関節置換術と妊娠・出産の関係について調べてみました。

人工股関節置換術を受けると妊娠や出産時に問題になる?

若くして特発性大腿骨頭壊死症などで人工股関節置換術をされる方もいらっしゃいます。そうすると当然妊娠や出産も深い悩みとなってくることがあります。

どんな悩みがあり、どんな注意点と解決方法があるのでしょうか。


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妊娠や出産は大丈夫?

結論から申し上げると、後でお伝えする注意点をしっかりクリアすれば、人工股関節置換術が妊娠や出産に関して障害になることはほとんどないようです。

ですから、人工股関節置換術を受けた後にお子様を授かっても、過渡に心配しすぎる必要はありません。

以下、注意点をいくつかお伝えします。

妊娠中のレントゲン

人工股関節置換術後にレントゲンを撮ることはあると思いますが、妊娠初期のレントゲン撮影には注意が必要です。

これは人工股関節置換術を受けたことは関係なくすべての妊婦さんに当てはまりますが、妊娠の可能性のある場合には必ず主治医にご報告ください。

妊娠中の股関節痛や腰痛

妊娠中には体重の増加やお腹の出っ張りに合わせて、股関節や骨盤、腰椎、それを支える筋肉に多大な負担がかかります。

その代表的なものが股関節痛や腰痛です。これは人工股関節置換術を受けている方であれば、元気な妊婦さんより起こる可能性が高いと考えます。

放っておくと妊娠中だけでなく産後の生活にも影響しますので、生活に支障をきたす前にしっかりケアしましょう。湿布薬も使えるものはありますので、主治医や整形外科の先生とご相談ください。

妊婦の股関節痛や腰痛 湿布薬や痛み止めの薬は大丈夫なの?

人工股関節置換術後に分娩時の姿勢は大丈夫?

人工股関節置換術を受けても経膣分娩は可能です。股関節の可動域も分娩台に載る肢位(中等度の屈曲と外転)がとれるのであれば大丈夫です。

多くの方は脱臼肢位にならないか心配されると思いますが、過渡な内転や内旋位にならなければ問題ありません。ただしそのことは出産に関わる医師や助産師に必ず伝えておきましょう。

最近では分娩台での出産ではなく、環境を変えてフリースタイルでの出産を奨励している病院やクリニックもあります。出産する病院を選ばれる際にそのあたりも考えてみてはどうでしょうか。

出産後の育児は大丈夫?

出産後には骨盤がゆるんだ状態が一定期間続きます。これも人工股関節置換術を受けたことには関係はありません。

その状態で赤ん坊を抱きかかえたり、家事をすると、妊娠中と同じように股関節痛や腰痛の原因となります。重い物を持つときの姿勢を工夫したり、夫に手伝ってもらうなど注意しましょう。

以下で詳しくお伝えしています。

重い物を持ったら腰が痛いなら荷物の持ち方を変えてみよう

まとめ

人工股関節置換術後の妊娠や出産時について考えてきました。

一番心配されている出産時の姿勢については、障害にならないと言われている医師が多いので、過渡な心配はいらないでしょう。

ただし健康な妊婦さんや経産婦さんでも多くの方が股関節痛や腰痛を経験します。人工股関節置換術後の場合、妊婦・出産後の家事や育児で健康な方よりも負担がかかることが予想されます。

人工股関節やご自身の身体への負担を考慮し、快適に過ごせるように工夫することが必要でしょう。

そのためには、

 妊娠中には股関節痛や腰痛が起こると考えてしっかりケアするようにしましょう。

妊婦さんの股関節痛や腰痛についてはこちらで詳しく述べています。

妊婦の股関節痛や腰痛の原因は?歩けなくなる前に改善を!

 家事や育児を夫や家族に手伝ってもらいましょう。

 出産後には育児に忙しいとは思いますが、股関節痛や腰痛があった際には、整形外科を受診して理学療法士の指導を受けるなど、ご自身のケアもしましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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