人工股関節を長持ちさせる素材

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人工股関節の手術をすると、再置換術はどうしても避けないですよね。でも最近はなかなかいい素材が使われていますよ。

人工股関節の手術で気になることの1つに、再置換術があげられます。簡単に言うと、人工股関節の入れ替えをすることです。

臼蓋側にライナーというクッション材代わりになる素材が使われますが、摩耗に強い素材に進化して、現在の耐用年数は20年以上と言われています。

このライナーですが、従来はポリエチレンが使われておりましたが、こすれて細かい摩耗粉がでて、骨を溶かす細胞を活性化させてしまいます。

そこで東京大学などが共同で、長寿命型の人工股関節を開発しました。それがMPCポリマーです。


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MPCポリマーが人工股関節置換術を変える?

このMPCポリマーは、細胞膜表面の構造と同じ表面を作り出すことができる人工の素材で、ようするに人の細胞に近いというか、ケンカしないというか、まあいい感じのやつなんです。

このMPCポリマーの層は、水を蓄える特性があるため、人工関節面に薄い水の層ができ、生体の関節軟骨と同等の高い潤滑性を実現できるそうです。

その結果、摩耗試験では、従来品に比べ摩耗粉を100分の1に抑制できたそうです。

これなら耐用年数は20年ではなく2000年?!まあそれは生きてることが困難ですけど、もっともっと長くなることは確かでしょう。

いままでは60歳前後で人工股関節置換術を受けて、入れ替えが必要であった人も、大丈夫になる計算です。

今後の人工股関節の手術適応は、もっともっと若くなってくるのかもしれませんね。

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