人工股関節置換術を受けるときにおすすめの病院や先生は?

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こちらのブログに「手術を考えているのですが、おすすめの病院を教えてください」とメッセージがよく届くのですが、この相談には毎回どう答えていいのか頭を悩ませます。

ただ答えは決まっていて、いつも同じことを伝えるようにしています。

人工股関節置換術おすすめ病院1

単刀直入に申し上げると、メールのご相談で手術する病院をすすめることはありませんし、今後もしないと思います。

「後から文句は言いませんし、自己責任で受診しますから。本当はいい先生は知ってるんでしょ?」という感じで聞かれることもあります。

もちろん良いと思う病院はありますし、自分の家族が人工股関節置換術や人工膝関節置換術を受けるなら、「この病院の◯◯先生にお願いしよう!」と決めている先生もいます。

でもその病院や先生の名前を、ブログで公表することはしません。

その理由をお伝えしようと思いますので、なぜお伝えしないのか、興味のある方はお読み進めください。


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最終的には自分の判断で

以前こちらのブログで手術ランキングなんて関係ないとか、手術件数が多い病院が最高ではないとお伝えしました。

参照)
股関節の手術数ランキングなんてどうでもいい

全国で手術件数が一番多い病院が最高の病院なのか?

ふたつめの記事でもご紹介しましたが、手術ランキングなるものが出版されているので、めちゃくちゃ遠いところまで手術を受けに行かれる方も実際いらっしゃいます。

良い病院で手術してもらいたい、良い先生に診てもらいたいと思うのは人間ですから当然です。

ただ手術前や退院後に診察に行く手間、見舞いに来る家族の負担を考えると、遠くまで手術を受けにいくことには違和感を感じます。

私が以前担当していた患者さんは、関西から飛行機に乗ってある病院に受診に行きました。

そこの病院の先生は書籍を出版しているのですが、その本を読んで「この先生なら手術を受けてもいいかな」と思っていたそうです。

帰ってきて感想を尋ねてみると、「本に書いてたことと、言うてることが全然違う。あんな先生ならやめときます」と、行ったことを後悔していました。

テレビに出演していたときと、感じが違うなんて医療の世界ではよくある話です。

結局手術を受ける病院や先生は、誰かが良いと言ってるとか、手術件数ランキングに載ってたとか、そんな理由で決めたらダメです。

自分が実際に会って、話してから決めるべきです。

人の評価は分かれるもの

話は変わって、先日あるクリニックを受診するために、受付が開く前に並んでいました。

そのクリニックはとても人気があり、受付開始時間までにたくさんの人が並んでいます。

私は並びながらパソコンで記事を書いていたのですが、後ろにいた中年女性2人が大きな声で話していた声が耳に入ってきました。

地域では良いと言われている病院に行ったときの話のようです。

女性A:「あそこの病院、友だちにすすめられて行ったけど良くなかった。しっかり診てくれてたけど、治療が合わなかったのか全然治らなかった。もう二度と行かない。」

女性B:「えっ、そうなの。私もあの病院に行ったことがあるけど、とってもいい先生だったよ。薬出してもらったらすぐに治ったもの。」

Aさんは二度と行かないと評価していて、Bさんはすごく良い先生で治療も良かったと評価しています。

でもよく見ると、残高ながら治療はうまくいかなかったようですが、Aさんも「しっかり診てくれた」と診察が丁寧だったことは認めています。

結局どんなに良いと言われている病院でも、評判の良い先生でも、受診された患者さんによってこれだけ評価が変わってきます。

しかもその評価のポイントは結果です。

どれだけ丁寧に診てくれても、結果が伴わなかったら「あのお医者さんは良くない」ってなりますよね。

股関節の話に当てはめると、自分が良いと思う病院や先生はいます。

でも、もし手術を受けられた後の結果は、やってみないと分からない部分もあります。

たとえば手術前に想定していなかったことが起こったり、説明されていたように改善しなかったり、絶対にないとは言えないのです。

自分がすすめたものに100%満足してもらえるかは分かりません。しかも結果が絶対的なものでないなら、私はおすすめしない方がいいと決めたのです。

まとめ

私が人工股関節置換術を受ける病院をおすすめしない理由についてお伝えしました。

実際問い合わせだけでは、経過も症状もその人となりも何も分からないので、何がその人にとって一番ベターな選択なのか、判断できないというのがその根底にあります。

お会いして事情をお伺いして、実際に身体に触れて評価できれば、もう少し突っ込んだアドバイスはできるかもしれませんが、メールで不確かなアドバイスができないということを、ご了承いただければ幸いです。

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