MRIで股関節唇損傷の診断された!でもその後どうする?

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近年増加する股関節唇損傷ですが、治療方法やその選択に関してはまだまだ未確定な部分も多く、迷われる患者さんも多いようですね。

MRIで股関節唇損傷の診断された!でもその後どうればいいのか?1

「股関節唇損傷」

こちらのブログにお越しになっている皆様であれば、一度は聞いたことがあるでしょう。

「股関節唇っ何?」となった方のために、股関節唇の解剖や役割についてはこちらで詳しく解説していますので、わからない方はまずこちらをご覧ください。

参照) 股関節唇とは?解剖と機能、その役割を詳しく解説

股関節唇損傷は近年症例が多くなっているのですが、治療方法はまだまだ不確定な部分もあります。

  • どの程度の損傷なら手術になるのか?
  • どの競技には適応があるのか?
  • 何歳までなら手術適応になるのか?
  • 変形性股関節症との関係は?
  • 人工股関節置換術との関係は?
  • 手術後の日常生活や運動は?
  • 保存療法の適応は?

などなど。

一部の症例数の多い病院ではある程度データは整いつつあるようですが、全国的にみるとまだまだといったところでしょうか。

今回は股関節唇損傷のオペをすすめれた方からご質問が届きましたので、ご紹介します。


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手術?それとも?

いただいたご質問は以下です。

ご返信いただきありがとうございます。

ブログの注意事項に同意いたしますので、質問をさせていただきます。

私は37歳の会社員です。10年前からスポーツクラブに通い、筋トレ、エアロビクス、ステップ、ヨガをやっていました。

1年くらい前からヨガの時やストレッチしている時に左股関節の痛みが出始めました。痛みが出るときは、1.開脚前屈、2.あぐらをかくような形の前屈のときです。

体が硬いから、痛みが出るのかと思っており、整骨に通っていましたが、痛みが悪化してきたので、整形外科でレントゲンを撮ることを勧められました。

生まれたときに股関節脱臼をしていたと院長に言っていたこともあり、勧めてくれたんだと思います。

すぐに近所の整形外科に行ったところ、病名は言われませんでしたが、「運動を一切禁止してください。股関節を開くことや体重を増やすことはしないこと」と言われました。

ストレッチをして良いか?ヨガはやめなきゃダメか?聞いても「痛いならやめてください」だけでした。

専門医に観てもらおうと思い、◯◯病院の股関節センターを受診したところ、臼蓋形成不全で股関節唇損傷との診断。詳しいことはMRIを撮らないと分からないということで、MRIを両股関節撮りました。

最初はすごくひどい症状のように言われました。「私が運動しても大丈夫ですか?」と聞いたら「将来的に人工股関節をしたいのであれば、好きなだけ運動していいですよ」と。

そこまで言われると運動していけないと思い、ストレッチすらしなくなりました。そうしていると、股関節ではなく臀筋まで痛みが出てきました。

先週土曜にMRIの結果を聞きに行ってきました。診断は「股関節唇損傷」で、両足とも3か月くらいでくっつくと思いますと言われ安心しました。

日常生活ではしゃがむ動作をしないようにしていれば大丈夫とのことでした。

今は1か月、ストレッチをしなくなっただけで、左股関節を開くと激痛です。これは股関節の痛みなのか、固まってしまったのか判断がつかなくて、どうすることもできません。

徐々にストレッチをしないといけないと思いますが、先生からはなにも指示がありませんでした。

3か月後、痛みが出なくなってからの運動制限なども何も言われませんでした。痛みがないからと言って、今までと同じ運動をすれば、同じことを繰り返すと思います。

ヨガを再開したいですが、片足で立ったりするポーズや開脚をすることはダメでしょうか?痛みが取れた後、もう一度診察を受けるべきなのでしょうか?先生からは「痛みが出たら、また来て」と言われただけです。

体を動かすことが好きなので、いまは唯一認められた「水中歩行」しています。
アクアビクスも痛みが出ない程度にやっています。

ヨガが原因で股関節を痛めたのであれば悲しいです。10年かけて自分を痛めつけていたのかと思うと情けないです。

可能であれば、國津先生の施術を受けたいですが、△△在住なので、できません。今の注意事項や痛みがなくなってからの注意事項などを教えていただけませんでしょうか?

もしくは、□□市内で先生のように股関節を専門とされている、治療院をご存じであれば、教えていただけませんでしょうか?

よろしくお願いいたします。

かなり詳しく書かれていますね。それだけお悩みも多いということですね。

こちらの方も経験されていますが、なかなか街の整形外科医院ではしっかり診断されずに、大きな病院や股関節の専門病院を紹介されると思います。(MRIなどで確定診断するためには、その方がいいのですが)

ただし股関節専門の病院でも、人工関節置換術を専門とされている病院だと、こちらの方のように診断のみで、リハビリもなく経過観察となる場合が多いかもしれません。

股関節が専門の医師といっても、人工股関節置換術をしている先生と股関節唇損傷の内視鏡の手術をしている先生は別であることが多いからです。

この方の場合であれば、いまはどの運動だったら大丈夫なのか、どの運動はダメなのか、しっかり症状から判別していくことが大事だと思います。

決してしゃがむ動作だけが原因ではないと思いますよ。

私なら股関節唇損傷の専門医に診てもらって、手術をするべきか、保存療法で様子をみるべきか決めると思います。

できればまずは保存療法としてリハビリをすすめたいですね。さきほども申し上げましたが、しゃがむだけでなく、実は意外なところに問題があるかもしれませんよ。

まとめ

股関節唇損傷のMRIの診断後にどうするべきか、お伝えしてきました。

診察ではいろいろと告げられるので、疑問や不安に思っていることが多いと思うのですが、まずはどうしていくべきかはっきりさせるべきではないでしょうか。

どういう状況なのか、何をするべきかはっきりさせて、しっかり方向性を決めていきましょう。

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