動きの癖と痛みの関係。その心理的影響は?

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皆さんには何か癖はありますか?今回は誰にでもある癖について考えてみましょう。

動きの癖と痛みの関係。その心理的影響は?

先日、何年かぶりに激しく転倒することがあって、右肩と右肘、右大腿部を打撲しました。幸い大事には至らなかったのですが、右肩には1週間ほど痛みが残りました。

痛みは五十肩(いや40歳手前なので四十肩と言っておきましょう)に近い痛みで、どの方向に動かしても嫌な感じの痛みが出ました。

右利きということもあり、知らず知らず右手を使うことが多いですよね。何かしようとしたら「あっ、痛!」とその度に右手を元に戻すことを繰り返していました。

朝起きてから夜寝るまでに、右肩に痛みを感じたことは次のようなことです。

  • 着替え(特にTシャツなどの被り物)
  • 歯磨き
  • 窓やドアを開けるとき
  • 食事
  • 電車の定期券の出し入れ
  • エレベーターのボタンを押すとき
  • リュックを背負うとき
  • リハビリをするとき
  • パソコンのキーボードやマウスを使うとき
  • 子どもを抱っこするとき
  • 入浴時の洗体と洗髪 etc.

定期券はいつもズボンの右後ろのポケットに入れているのですが、伸展を伴う内旋姿勢で取り出すのは結構つらいですね。

あとリュックはいつも左上肢から通す癖があるらしく、電車から降りるときに毎回「右から右から」と自分に言い聞かせていました。

リュックを右上肢から通していることは、今回初めて知りました。


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自分の癖に気づく

今回の私のリュックの話のように、誰にも何かしら動作の癖があります。

それは左足から靴を履くとか、ご飯は汁物からまず手を付けるという癖から、片方の脚に体重を載せて立ったり、脚を引きずるように歩く人もいます。

通勤途中の駅で待っている人の動作を観察していると、気になる人がたくさんいらっしゃいます。

靴や食事の順番のようなものであればいいのですが、立位や歩行などであれば身体に影響を与えます。ですから股関節痛を考える際には、動作の癖を考えることがヒントになることがあります。

そして、もう1つ重要なことがあります。動作の癖にはご本人が気づいていないことがほとんどです。心理的な思い込みや、気持ちの変化などはなく、ただいつも通り行っています。

たとえば一緒に働いてる女性スタッフで、靴の底を床にすりながら歩く人がいるのですが、遠くから近づいてきても誰が来たかすぐに分かります。

ただ本人はそんなに音を鳴らして歩いてるなんて思っていないので、それを指摘するとすごく驚いていました。

言われると分かりますが、言われないと分からない。それが動作の癖です。

本来、痛みがあれば心理的に何かしら影響があります。ただし癖は意識できていないことが多いので、心理的にどういう影響を受けているかなど考えることはできないのです。

ですから、リハビリを受けられる方は身体や疾患のことを勉強される方が多いのですが、「こんな立ち方をしていると左の股関節に負担がかかって」とか、「歩くときには踵から着くようにしましょう」とか、どんな動作が身体にどのような影響を与えるのか、そこばかり勉強していてもダメです。

自分にどんな癖があってどのような動作をしているのかを考えることが必要です。

そうすれば、自分の身体にどのような影響を与え、どんな心理状態なのか、そのあたりも自ずと分かってっくるでしょう。

もちろん理学療法士のリハビリを受けていて、すでに指摘されている方は大丈夫ですので、その動作の癖と向き合ってください。

まとめ

動作の癖について今回は考えてきました。

今回の記事を書こうと思ったのも、たまたま自分が転倒したことにより、自分の動作の癖を向き合うことができたからです。

このように私たちの日常には、治療のヒントとなる事象や要素がたくさん隠れていますので改めて探してみるのもいいでしょう。

自分の身体を自分が一番知っている状態が一番ですよ。

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