股関節痛を改善するためにどこの筋力を鍛えればいい?

スポンサーリンク

股関節の痛みを改善するために、医師や理学療法士から勧められる筋力トレーニングですが、どの部分の筋肉を鍛えらればいいのでしょうか。

股関節痛どこの筋肉を鍛える?

股関節に痛みがあり整形外科を受診したり、リハビリを受けたことがある方ならわかると思いますが、必ずといっていいほど筋トレを勧められます。

筋力に関しては以前からお伝えしているように、普通ぐらいあればいいです。

ここでいう「普通」とは、いま現在痛みがありながらも歩けている方ならどなたでも備えているぐらいの筋力です。

決して痛みなく元気な若い方の「普通」ではありません。

筋力が必要ではないという話はこちらに書いていますので、まだ読んでいない方は、まずこちらをご覧ください。

 股関節の筋トレで股関節痛は治る?治らない?

ようは筋力を出しやすくしてあげたり、筋力を出すタイミングを適切にしてあげるだけでも、股関節の負担は変わってくると思います。

そしてもうひとつ大事なことは、軸の意識を持つことです。


スポンサーリンク



どの部分を鍛えればいいのか

先日、次のようなご質問が届きました。

質問
—- 題名 —–
筋肉をつけたい

—– 性別 —–
女性

—– 年齢 —–
50代

—– 疾患名 —–
変形性股関節症

—– 治療経過を詳しくお書きください —–
はじめまして。突然のメールで失礼します。この先どうしようかと思いながら、サイトを見ていて、先生にたどり着きました。

母も股関節が不自由でした。(平成2年に59歳で他界)私は、乳児の時に石膏のギブスをつけていたらしく、中学2年からは体育の授業は見学していました。当時の医師のアドバイスだったのか、私にはわかりません。

平成3年に結婚し、子供二人(21歳、19歳)おります。

6年ほど前、夜中に股関節が痛むようになり◯◯県のある整形外科にリハビリに通うようになりました。ロキソプロフェン60ミリを痛い時だけ飲んでいました。

ホットパック20分のあと治療していただくのですが、一人の先生に対して患者数が多いせいか満足いく時間ではありません。

それでも運動方法は色々考えてもらえていて助かっていたのですが、担当の療法士さんが替わった後は、前にやっていた、腰や足を吊っての運動などまったくなく、力ない状態が続き、かといって意見もできず2年過ぎました。

併行してサントリーのグルコサミンを飲んでいました。

去年の7月災害にあい、リハビリに行かなくなって現在に至ります。

医師には、もう少し歳をとってから手術を考えましょうと言われています。

グルコサミンを飲んでも意味は無いとも言われていますが、今は、痛み止めもずっと飲まずに生活できているので、多少は効いていると思って飲んでいます。

最近、歩行時の揺れが目立つようになり、状態を知らなかった人からも、どうしたの?痛いの?と言われつらいのと、階段の上り、少しの坂道でも足が上がらない、買い物も20分が限度で関節が動きにくくなったり、ポキッと音がしたりします。

左足の靴底に病院で作った、厚さ3センチのシートを敷いています。(身長160センチ、体重58キロ)

今は、うつぶせで、おしりを締める運動しかしていません。

左足が上がりやすくしたいのと、日ごろからどの筋肉を意識すればいいのか、これからやらなければいけないこと等、教えて下さい。

よろしくお願い致します。


スポンサーリンク



意識すれべきは身体の軸

science-41516_640

こちらのご質問をみていくつか気になるところがありました。

まずはグルコサミン。まだまだ信じている方は多いですが、私もこの医師と同様に効果はないと思っています。

こちらのブログをずっと読んでおられる方なら、もうそろご理解いただいているとは思いますが、グルコサミンを飲んでも股関節も膝関節も軟骨は増えないので、痛みが変わるということもありません。

「これを飲み続ければ」と考えると業者の思う壺です。

もし痛み変わったとすれば、それはプラセボ(偽薬)の効果か、偽薬の効果で活動度が上がったことによるものと思います。

それをわかっていても飲まれるならばいいのですが・・・。

あと先ほども申し上げましたが、筋力は基本的には普通でいいです。

いま現在20分歩ける筋力があるなら、筋トレをするよりも普段の動作を見直す方が効果的だと考えます。

立位や歩行のポイントは実際にみないとわかりませんが、ヒントとしては身体の中心に軸があるように立位や歩行をするということです。

それが正しくできれば、股関節への負担は変わってくると思います。

そのためにはよく言われる外側にある中殿筋を鍛えるよりも、内転筋や大腰筋など、軸に近づけるような筋肉を働かせてあげるようにする必要があります。

無理な筋トレは逆効果ですので、筋肉や筋力ばかりを考えない方がいいと思います。

まずは理学療法士に姿勢や歩行を評価してもらうことが必要です。そこで指導してもらって正しい身体の使い方が自分のものにできれば、通院しなくてもよくなる方もいます。

まとめ

股関節の痛みを改善させるためには、筋肉をつけることではなく、筋力を発揮しやすくしてあげたり、適切なタイミングで筋力を出すことです。

それに加え今回お話したような、適切な場所の筋力を発揮させてあげることも必要です。

ただ軸の意識というのはなかなか理解できるものではありませんので、理学療法士にしっかり評価して、一緒に練習していくのがいいでしょう。

コチラの記事もおすすめです

lpバナー股関節