股関節痛の患者さんが自主トレするときに大切なことは?

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「自分の症状を正しく冷静に分析して、いまやるべきことをやる」

股関節に痛みがある方にとってとても重要なことだと考えています。

股関節痛の患者さんが自主トレするときに大切なことは?

日々患者さんと話をしたり、ブログに届くご相談を拝見したりしていると、みなさん同じように悩んでいることに気づきます。

それは、

「いまやるべきことが何か分かっていない」

ということです。

もちろん、それが分からないから病院に行ったり、ブログに質問が届いたりするわけですが。

ここで私が問題と考えているのは、「ご自身の症状を正しく、しかも冷静に分析できていますか?」ってことです。


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臼蓋形成不全による痛み、変形は?

昨日こちらのブログに次のようなご質問が届きました。

「10年ほど前に左の股関節が痛み病院で臼蓋形成不全と診断されました。その後時々痛みが出てはいましたが普通に生活してきました。

最近、股関節の動きが悪くなり特に左は可動範囲が狭くなって痛みが出るようになってきました。

◯◯という体操で自分の歩き方や姿勢を見直して良い方向に変わっては来たのですが、太ももに筋肉痛のような痛みがでてきて不安になっています。

立ったとき、安定した姿勢になるまで股関節がぐらつく感覚があります。

筋力を付けるために歩いてみたりすると、その後ぐらつきがひどくなり股関節も鈍痛があります。

体重も15キロほどオーバーしています。体重を減らす努力をしていますが歩くことは続けてもいいのでしょうか。

股関節が変形してきているのでしょうか。

手術は絶対に避けたいです。

気になって検索していてこちらのサイトを見付けてメールしました。よろしくお願い致します。

10年ほど前に臼蓋形成不全と診断された女性からのご質問です。


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テレビや雑誌で紹介される体操や運動の功罪

こちらの方はある体操をされているそうで、一時的に良い方向に変わったそうですが、その後鈍痛がでるようになってきたそうです。

こちらのブログで以前お伝えしたことがありますが、テレビや雑誌に掲載されている体操や運動などの自主トレ(セルフエクササイズ)は、「その人」ためにオーダーメイドされたものではありません

多くの股関節痛患者さんに当てはまりそうな体操や運動をチョイスして、それをご紹介してるわけです。

最も、全ての体操や運動を否定する気はありませんし、全く運動しないよりも、何か前向きに体操や運動をされる方がいいです。

そこで大事になってくるのが、「いまやるべきこと」になります。


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自分の症状を正しく冷静に把握する

いまやるべきことを考えるとき一番重要なのは、自分の症状を正しく、そして冷静に把握することです。

こちらのブログでは何度もお伝えしていますね。

正しく把握するためには病院を受診して、股関節専門医に診ていただく必要があります。

そして冷静に把握するには、その症状とじっくり向き合う必要があります。

最近出会った患者さんで腰痛に悩まされている方がいらっしゃるのですが、その方は元気だった頃の自分、そして人から「こう見られているだろうな」という自分とのギャップに苦しんでいます。

元気でいた頃の自分と比べれば比べるほど苦しくなり、余計に痛みがひどくなっています。

私は手術否定派ではありませんので、手術をした方が良いと思う方には手術をすすめる場合もあります。(もちろん最後は主治医とご本人が決めるわけですが)

そのときどき、その人にとってのベストな選択のお手伝いができればと考えているからです。

話を戻しましょう。

正しい症状を医師に診てもらい、それと冷静に向き合うことができれば、自ずとやるべきことは見えてきます。

よく言われるような「体重を減らす」や「筋トレをする」「杖をつく」という常識も、その人にとっては必要ではない可能性もあるわけです。(どちらかといえば、その方が多い)

股関節の痛みのために自主トレを行うなら、ちゃんと自分の症状を把握して、そしてその症状を改善するための最適な手段を選択しましょう。

それは臼蓋形成不全でも変形性股関節症でも、そして人工股関節置換術後でも同じですよ。

まとめ

股関節痛で自主トレをするときに大切なことについてお伝えしてきました。

テレビや雑誌で取り上げられた体操や運動があなたにとってベストではありません。

100人患者さんがいれば、100通りの症状があり、そして必要な体操や運動も100通りあるわけです。

そのためにはまずご自身の症状としっかり向き合って、それから必要な体操や運動を行いましょうね。

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