股関節の手術はした方がいいか?悩みや迷いの理由

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股関節の手術をしようと悩んだり、迷ったりしている方はたくさんいらっしゃますが、その悩みや迷いの原因にも色々あります。

手術をするかどうか、悩んだり迷ったりされている方の理由は、

「この痛みをなんとかしたい」

「痛みのない生活をおくりたい」

と、痛みに関するものがほとんどです。

人工股関節置換術(THA)の一番の恩恵はなんと言っても除痛、すなわち痛みが取り除くことです。

私が以前担当していた方は、股関節の手術をしてスペインに旅行に行くと嬉しそうに話していました。手術を受ける前には国内旅行でさえ、考えることができなかったそうです。

手術後の痛みについては、手術前よりも楽になることがほとんどですが、完全に取り除かれるかどうかは分からない部分もあります。

それは手術前の筋肉の状態や生活習慣上の歩行や姿勢の癖は残ってしまうので、股関節自体が人工のものに置き換わっても、弱った筋肉で良くない歩き方や姿勢をしていれば、また違う症状を引き起こしてしまう可能性があるからです。

この点についてはこちらのブログでも以前からお伝えしておりますし、最近では股関節の専門家によって注意するように叫ばれています。


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 手術をしても治療やりリハビリは続く

私が担当している股関節疾患をお持ちの患者さんがこんなことをおっしゃっていました。

「リハビリテーションも手術も対処療法で、完全に治すことにはならない」

この方とは治療を初めて1年ぐらいになるのですが、股関節痛に対して保存療法を望まれています。

保存療法を探すため関西の有名な股関節専門医に受診しましたが、思うような答えが得られず、ブログをご覧になって以前務めていた医院にお越しになりました。

今の医学では股関節の軟骨を再生することはできません。コンドロイチンやグルコサミンを飲んでも、あなたの股関節軟骨の再生に役立つかどうかは不明です。

そういう意味で、この方がおっしゃることはすごくわかります。リハビリテーションでは股関節を元に戻すことはできませんし、THAの手術をしても股関節が元に戻ることとは違います。

そう考えると、私たちがやっている医療って何なんやろうって、ちょっと考えてしまいますね。

この方は人工股関節置換術も検討されているのですが、手術にふみきれない一番の理由は、結局手術をしても一生リハビリテーションを続けていく必要があるからだそうです。

盲腸の手術のように、ちゃんと切除してしまえば一生大丈夫という手術ではなく、THAの場合は手術後も、毎日ではないにしろリハビリテーションを定期的に行なっていく必要があります。全くしなくていいと言う方もいらっしゃいますが、その方が稀です。

ずっと股関節や手術と関係がきれなくなってしまうなら、保存療法を選択してリハビリテーションを行なっていく方がいいのだとおっしゃっています。

手術をして終わりではありません。手術は終点であり出発点。

手術前後

新しい股関節と共に始まる、新しい生活の始まりの時なのかもしれませんね。

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