筋肉を鍛えても股関節や膝関節の負担は減らない可能性も

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筋力トレーニングをしても、股関節や膝関節など下肢の関節への負担は減らない可能性もあります。その理由とは?

身体を鍛えても楽にならない可能性もある

以前からお伝えしていますが、股関節や膝関節が痛くて病院や医院を受診すると必ずといっていいほどこんな指導を受けます。

  1. 筋肉を鍛えること
  2. 体重を減らすこと
  3. 歩くこと
  4. 杖を使うこと

診察やリハビリの現場ではいまだにこんな指導が繰り返されています。

こちらのブログをご覧いただいている方ならもうお分かりだと思いますが、姿勢の維持や歩行にはそほど筋力は必要ではありません。

参照) 股関節の痛みは筋トレで治らない場合もある

いま現在普通に歩けている方であれば、歩行に必要な筋力はあると考えてもよいでしょう。

でもそれを知らない医師や理学療法士がとにかく鍛えることを推奨して、筋力があれば関節の負担は減るのだと指導するわけです。


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筋力を鍛えても負担が減り続けない理由

少し大げさな本日のタイトルですが、筋力を鍛え続けても関節への負担が減り続けるわけではありません。

さきほど話した「いま現在普通に歩けている方」の場合、筋力を鍛えることが最重要課題ではありません。

では何が重要かというと、本当に必要なのは筋肉の使い方です。

投手筋トレ球速アップ

たとえば野球の投手を例にとって考えてみましょう。

最速120km/hしか投げられない投手が、もっと球速を速くしたいと思ってトレーニングに励んだとします。

このときジムにいって筋力トレーニングばかりするでしょか?

仮に筋力トレーニングをこれでもかというほどして、ボディビルダーのようにムキムキになったとします。そうすればその投手は150km/hの速球が投げられるようになるでしょうか。

答えはおそらくNoです。投げられるわけがありません。

速いボールを投げるための筋肉は決まっていて、必要な筋力を必要なだけ鍛えればいいわけです。あとはその鍛えた筋肉をどう活かすかを考えていきます

身体が大きい選手が一番なのか?

身体が大きいことが一番大切か

スポーツ界でも筋力トレーニングをして身体は大きくパワフルに変化した選手がいましたが、肉体改造と成績を残すことは必ずしも一致しないこともありました。

読売ジャイアンツに所属していた頃の清原和博さんは、ある有名なトレーナーに師事して肉体改造に成功しましたが、その頃から成績は下降線をたどっています。

選手生活の後半はケガとの戦いで、かつての輝きを取り戻すことはありませんでした。

また相撲界でも横綱よりも身体が大きくて怪力の力士はたくさんいますが、横綱の白鵬関や日馬富士関には勝つことができません。

日馬富士関にいたっては幕内最軽量でありながら、横綱という最高位で活躍しておられます。

これは立ち合いの瞬発力や身体のさばき、勝負所で力を発揮するなど、身体の大きさ以外の部分で他を圧倒しているからです。

けっして筋力がすべてではないことは、なんとなく感じていただけるのではないでしょうか。

まとめ

筋力と身体の動きについてお伝えしてきました。

身体の動きにとって重要なのは、筋力や筋肉ではなく、必要な部位に必要なだけ筋力があること、そしてその筋肉を適切に使えることです。

全くないよりはあった方がいいのも事実ですが、余分な筋肉、筋力バランスの低下はその人にとって必要な動きを阻害する可能性もあります。

筋肉、筋力信者からは早く卒業しましょうね。

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