股関節の痛みを改善するためには他人と比較しない

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股関節に痛みがあると、いろんな情報を仕入れて比べたり迷ったりしてしまいますが、疾患や痛みに対する考え方を工夫すると、症状と向き合えるようになります。

股関節の痛みを改善するためには他人と比較しない2

先日の記事で情報過多になると迷いが生じるので、消化しきれないぐらい情報を仕入れるのはよくないとお伝えしました。

参照)股関節の痛みを改善するためには情報過多にならない方がいい

この記事でも書きましたが、現代ではインターネットが普及してたくさん情報を入手できます。これ自体は情報科学の発展がもたらした恩恵で歓迎すべきことです。

ただしたくさんの情報は時に人を悩ませ、傷つけることもあり、全てがプラスに作用しているとは言いがたいのです。

特に疾患を抱えて悩んでいる方には、悩みを増やす原因になりやすいです。


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情報過多がもたらすリスク

股関節の痛みを改善するためには他人と比較しない1

いろいろな情報が入ってくると、どうしても人と比べてしまいます。これは先日のブログでもお伝えしましたね。

「あの人はこの体操でよくなった」

「この人はこの筋力トレーニングで動けるようになった」

「別の人はあの薬で痛みが減った」

など、挙げればきりがないですが、他人と比較していまいます。

他人との比較は参考にする程度ならもちろん構わないのですが、自分をマイナス方向に考えることがどうしても多くなります。

たとえばさきほどの例文には続きがあって、

「あの人はこの体操でよくなった(のに、私はよくならない)」

「この人はこの筋力トレーニングで動けるようになった(のに、私は動けるようにならない)」

「別の人はあの薬で痛みが減った(のに、私は痛みがへらない)」

( )の部分が心の中に隠されているわけです。

もちろん逆の場合もあって、痛みが強い人をみて、自分はましだと考える人もいるでしょうが・・・。

股関節の痛みを改善するためには他人と比較しない3

人は物事を考えるとき、どうしても対立的に考えてしまう傾向にあります。これは病気やケガに限ったことではありません。

「隣の家は金持ち(だけど、私の家にはお金がない)」

「あのスポーツ選手は成功した(けど、私は成功しない)」

「この文章はすばらしい(けど、私にはこんな文章は書けない)」

など、物事を対立的にとらえ、しかもどちらかというと自分はマイナスの立場として考えがちです。

前回も簡単にお伝えしましたが、他の人と比べることには全く意味がありません。

あなたと、比べているその人は、

  • 性別
  • 年齢
  • 体重
  • 筋力
  • 可動域
  • 疾患
  • 進行度
  • 出産経験の有無
  • 出生時の疾患の有無
  • 生活環境(洋式の生活か和式の生活か、一戸建てかマンションか、坂の多い町だったのか、通学には時間がかかったのか)
  • 職歴
  • スポーツ歴
  • 姿勢
  • 歩行
  • 病院で受けている治療

など、ざっと挙げるだけでもこれだけの違いがあります。

これはわかりやすくたとえるなら、料理のレシピで材料や調味料の量が全く違うのに、同じ料理ができないと言っているのと同じです。

醤油が大さじ1杯なのに、もし5杯入れたとしたら同じ味になるでしょうか。

人と比べることや対立的にとらえることは、負の要素を生み出す原因になることが多いです。

比べることや、対立的に病気や痛みを考えることはできるだけ辞めましょう。

対立的という言葉がでてきたので、もうひとつ付け加えますが、股関節の痛みを抱える患者さんにとって一番対立的な要素は「手術療法」「保存療法」です。

手術は誰でもしたくないものです。可能であれば一生自分の脚で過ごしたいですよね。私もできることなら手術はしたくありません。

ただ手術を悪と考えるかといえばそうではありません。股関節の手術でも人工股関節置換術では、手術後には以前より痛みなく動けるようになる方も多い、「もっと早くしておけばよかった」という声も聞こえるぐらいです。

そう考えると手術は決して悪ではなく、患者さんのQOLを考えたとき、とても重要な要素となるはずです。

まとめ

情報とそのとらえ方についてお伝えしてきました。

痛みがあったり、うまく動けない状態では、誰しも何かよい方法はないかと情報を求めます。

それ自体が悪いことではないのですが、楽になりたいと手にした情報に苦しめられることは避けたいところです。

誰かと比べることはせず、自分の症状としっかり向きあいましょう。遠回りのように思えますが、それが一番のリハビリになるはずです。

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