股関節や膝関節の痛み 骨に問題がなければストレッチで治る?

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病院でよく指導されるストレッチですが、それだけ行っていても痛みは改善しない可能性があります。

ストレッチだkで股関節の痛みは治るのか

病院や医院を受診して何かしら問題があると、「ストレッチしてください」と言われることが多いです。

患者さんは何かしら身体に痛みや不調があるわけですから、身体がかたいからストレッチをしなさいと言われると、「あぁ、やっぱりストレッチが必要だよね」と信じてしまいます。

先に断っておきますが、今回の話はストレッチの全てが悪いというわけではありません。

問題なのはなんとなく指導されるストレッチの必要性や効果です。

今日はご質問をひとついただきましたのでご紹介します。


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ストレッチしても痛みが変わらない

いただいたご質問は以下です。

題名:片側の臀部の痛み

性別:女性

年齢:50代

診断名:股関節炎

メッセージ本文:
初めてご相談させていただきます。50代の女性です。

2年ほど前から右側の股関節、殿部から太もも後ろにかけての痛みと可動域の狭さを感じるようになりました。

1月に初めて整形外科でX線検査を受け、「異常なし。運動OK(ジャンプや蹴りを含む)。ストレッチをしなさい」と言われました。
※必須項目だったので仮に「股関節炎」を選択しましたが、診断を受けたことはありません。

運動歴は以下の通りです。

2008年~
ジム通い。ボクササイズ(Body Combat)筋トレ(Body Pump)

2012年~
登山。現在も月1回。2012年9月キリマンジャロ登頂。この時点でもたまに右股関節痛を感じることはあったものの、登山時には全く発現せず支障ありません。それは現在も同じです。

2012年には、5~10キロ程度のランニング、そのための練習もたまにやりましたが、走ることは嫌いなのでやめました。

現在はジムに週5日通い、ボクササイズ、筋トレに加えて、ズンバやヒップホップなどのダンスも行っています。

ストレッチも好きで、毎日はできませんがウェーブリングやポールを使って30分から1時間行うこともあります。

股関節はもともと柔らかいのですが、ストレッチを続けてきたせいか今では開脚で顎や胸が床に付きます。

ただ、右側の臀部から大腿後部にかけてつっぱり、可動域の左右差がどうしてもなくならないことが気になっています。

運動神経は良い方なので、ダンスにしてもボクササイズにしても誰よりも激しく動いていると思います。

自分の感覚では、ジャンプやハイキックが一番良くないような気がしています。

Body Pumbでやるバーベルを使った筋トレはよい感じがしますが、ランジをやると股関節にきます。

質問はX線検査で異常がなく疾患はなくても、ジャンプ、ハイキック、ランジなど痛みの誘因と感じている運動は控える方がいいのでしょうか。

それとも医師がいうようにストレッチさえやれば、何をしても大丈夫なのでしょうか。

整形外科のお医者様は異常がないと、あまり細かいことには興味がないようなので、お時間があるときに教えていただけたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

文面をお伺いいていますと、かなり運動や登山をされているようですね。


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ストレッチは本当に必要なのか?

ストレッチは本当に必要なのか

股関節や膝関節に痛みがあり病院や医院を受診すると、簡単な問診とレントゲンで診断されることが多いです。

昔は問診や触診にもたくさん時間をかけていましたし、整形外科では身体の動きをじっくり診て、総合的な検査のもとに診断がつけていました。

現在はどうでしょうか。検査機器の進歩により、問診や触診にあまり時間がかけられていません。血液検査やレントゲンで多くのことがわかりますので。

整形外科でいえば身体の動きをしっかりみて、判断してくのが通常だと思うのですが・・。レントゲンで何もなければ「問題なし」とされることは多いようです。

こちらの方がおっしゃっている「X線検査で異常がなく疾患はなくても、ジャンプ、ハイキック、ランジなど痛みの誘因と感じている運動は控える方がいいのか」はなんとも言えないです。

なぜなら、レントゲンでわかるのは骨の問題だけだからです。

骨以外の筋肉や靭帯の問題はわかりませんので、骨以外の問題があり、ジャンプやランジ動作で悪くなるのであれば辞めておいた方がいい、ということになります。

医師はストレッチをすすめたようですが、ストレッチさえやれば何をしてもいいというわけではありません。

これも先ほどの理由と同じですよね。

整形外科医院では特殊な機会がないので、治療としてできることは限られているのですが、それにしてもストレッチをやっておけばいいということはないと思います。

もし関節がかたくて起こっている問題であれば、こちらの方よりも股関節がかたいヒトは何百万人(何千万人?)いるでしょうから、その方たちも股関節が痛くなるはずです。

かたいか柔らかいかで痛みや問題がおこるかどうかは、骨盤や腰、膝関節など、他の部位との関係にもよります。

またストレッチは基本的には筋肉を伸ばす手技ですので、関節や靭帯の問題なら、ストレッチをしていても改善が期待できないことも多いです。

「整形外科のお医者様は異常がないと、あまり細かいことには興味がない」とおっしゃっていますが、レントゲンで異常が見つからなかった場合の対応は医師によってばらつきがあります。

さきほども書きましたが、レントゲンや血液検査など、数字や画像になるものがなければ問題がないとされてしまうことが本当に多いです。

開脚で顎や胸が床につく方がストレッチだけしてもいても、果たしてよくなるかどうかは疑問ですよね。

ただ股関節の動きは骨盤や腰の動きともリンクしているので、そのあたりとの絡みも気になるところです。

かたい、もしくはつっぱるということは、どこかにその要素があるはずです。

まずはその原因を明らかにするのが、こちらの方の場合、やるべきことでしょう。

まとめ

股関節の痛みとストレッチの効果についてお伝えしてきました。

ストレッチは治療のひとつとしては有効であるとは思いますが、それだけ行っていればいいというものではありません。

どこがかたいのか、なぜかたいのか、なぜそれが起こるのかなど、複雑な要素がそこにあるはずです。

その上で必要であれば、必要な部位のストレッチを行いながら、姿勢や歩行も見直していくのがいいでしょう。

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