股関節の炎症の原因と治療は?

スポンサーリンク

股関節の痛みの原因となる炎症。本日はなかなか治らない股関節の炎症について考えてみましょう。

股関節の炎症の原因と治療

股関節には様々な原因で痛みが引き起こされます。痛みについては以前こちらの記事をご覧ください。

参照) 股関節の痛みはどこからくるの?

こちらに述べている原因のひとつ、炎症に悩まされる方がたくさんいらっしゃいます。

炎症についてもこちらで述べていますので、炎症の症状がなんとなくわかりにくい方はこちらも参考にしてください。

参照) 炎症

炎症について理解が深まったところで、先日届いたご質問をご紹介したいと思います。


スポンサーリンク



炎症はどこからくるのか?

いただいた質問は以下です。(プライバシー保護のため、一部修正を加えています)

題名:RAO術後10年目の痛みについて

性別:女性

年齢:30代

診断名:臼蓋形成不全

メッセージ本文:
初めましてKと申します。左臼蓋形成不全でRAOのオペを受けて、明日でちょうど10年目を迎えます。よろしくお願いいたします。

術後、痛みと付き合いながらも、仕事(パート半日事務)やスポーツクラブでの軽い運動、ハイキング(4~5時間まで)を楽しんできました。

今年の5月末に、股関節の中からズキズキする痛みが発症し、今はあまり歩けないので車移動、リハビリは1時間の筋トレと市民プールで週2回1時間歩いています。

検査では、レントゲンやMRIではさほど症状は悪くない(今すぐ手術が必要でない)ので、痛み止めとリハビリプールを続けています。

痛みの原因がはっきりしないのですが、自分なりに考えてみました。

痛みが発症する2日前に、スポーツクラブで思いっきり股関節のマッサージをしてしまいました。プロの選手がしている、柔らかくなるマッサージとのことで、うかつにも力をいれてしまいました。

同じマッサージをしても、未手術の右股関節は痛みがありません。

ここで質問です。

  1. 自分の手の力でマッサージをした場合、股関節の中の筋肉や靭帯などを痛める可能性はありますか?
  2. その場合、炎症をなくすためにはどのような方法が良いのでしょうか?

ひとくちに股関節症と言っても、軟骨か骨かその他の部分の痛みなのか、本人でもはっきり分かりません。

ただ、今回の傷みは、従来の足のつけ根の外側でなく、手術で切って痛められた筋肉たちの傷みのような気もします。傷みの場所が足のつけ根の前中央だからです。

先生のホームページで、股関節の靭帯の存在を始めて知り、もしかしたらソコを痛めてしまったのではないか…と少しヒントを頂きました。

文章で分かりにくい表現も多いかと思いますが、今後のリハビリ内容のアドバイスなどありましたら、ぜひともよろしくお願いいたします。

RAO後10年ということで、本来なら急に痛くなるようなことはないはずなのですが、マッサージ後に痛みが強くなったとのこと。

こちらに対する私の回答はこちらです。

さてご質問の件なのですが、「マッサージはしてもらった」のではなく、「自分で行った」ということでしょうか。その前提でお話を進めますね。

>1.自分の手の力でマッサージをした場合、股関節の中の筋肉や靭帯などを痛める可能性はありますか?

できることはできると思いますが、あまり力はありませんが成人男性の私でも、筋肉を傷めつけるように自分でマッサージして、筋肉を破壊するぐらい押すのは不可能です。

なぜなら自分自身でマッサージするには力が入りにくいからです。靭帯も同じだと思います。

ストレッチや無理な運動で、自重(自分の体重)が過負荷となって傷める可能性はあるかもしれませんが、女性が自分の手で筋肉や靭帯を傷めつけるのは難しいのではないでしょうか。

>2.その場合、炎症をなくすためにはどのような方法が良いのでしょうか?

炎症であれば、治療は安静にするのと、炎症を抑える薬がいいです。他にも姿勢や歩行など何か原因がわかれば、それを改善していくのも炎症をおさえていく良い方法だと思います。

5月からの経過と考えると、ちょっと長いですね。炎症としても1ヶ月ぐらいである程度はおさまってもよさそうです。

私は治療時に患者さんに炎症があった場合、安静と痛み止めで様子を診ていくのですが、そのときには自主トレなどの運動も止めてもらうことが多いです。

もしかしたら筋トレが痛みを出しているのかもしれないと思えば、筋トレを少しの間止めて痛みが改善するかみてみる、プールを疑えばプールをやめてみて痛みがどうなるかみる、などです。

いまの御自身の生活の中で、痛みを出しているかもしれない動作や行動、生活パターンなどはないでしょうか。

もし疑わしきものがあれば、それを一度ストップしてみて、痛みが変わるかどうかみるというのも、ひとつの方法です。

おっしゃるようにレントゲンでもMRIでも画像上問題なく、ご自身で疑わしいと思う動作を改善してみても痛みが変わらないというのであれば、考えられることとしては、レントゲンやMRIで見落とされているものがあるか、ご自身では気づかない股関節に負担がかかる動作があるかです。

これは自分ではどうしようもないので、医師や理学療法士に専門的にみてもらうのがよいでしょう。

以上です。

大変遅くなり、申し訳ございません。また何かあればご質問ください。

失礼します。

炎症が起こるには何か原因がある

股関節の炎症の原因と治療は

さきほどご紹介した炎症のブログにも書いていましたが、炎症は身体に何か刺激が加わわることによって起こります。

しかもその有害刺激が引き起こした症状と身体が戦っているのです。ということは、やはり何か引き金となる何かが必ずあるはずです。

その何かを探して改善することが治療となっていくのです。

スポンサーリンク

 

lpバナー股関節