筋肉の治療におけるロボット対ヒト どちらが効果があるのか?

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進化の著しいロボット産業ですが、医療の世界にもどんどん進出してきていますが、筋肉治療におけるロボット対ヒトの治療について今日は考えてみたいと思います。

近年のロボットの進化はめざましいものがあります。HONDAのASHIMOはいまや時速6kmで小走りができるようになりましたし、スラローム(蛇行)走行も可能となりました。バックもスムーズです。

医療とは違いますが、最近では将棋の電王戦が行われています。将棋に詳しくない方のために説明すると、コンピュータ将棋ソフトの最強ベスト5とトッププロ(最強の5人ではない)の5人が対局しています。

この対局で現役のプロ棋士が公式の場で初めてコンピュータに負けました。

わかりにくかもしれませんが、これってすごいことです。ASIMOに100m走で負ける陸上選手は今のところいないですが、いつかASIMOがヒト以上に速く走れるようになって負けたとしたら、すごい衝撃を受けるのと同じです。

将棋界の話はここまでにして、今日の話題の筋肉治療に移りましょう。


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マッサージ機がヒトを超えられない理由

筋肉治療の代表選手といえば、やはりマッサージ機でしょう。

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温泉などにおいていれば、使う方も多いのではないでしょうか。

理学療法士というヒトの身体を触る仕事をしているのに、私自身はあまりヒトに身体を触れるのが嫌いで、マッサージはしてもらうことがないのですが、この前久しぶりに温泉にいったときにマッサージ機を使ってみました。

「よくわからないので、とりあえず全身コースで」

「おっ、始まった。あぁ、背中のローラーが気持いい」

「腰、いいね」

などとつぶやいていたのですが、肩にきたときに違和感が。

「あれ、気持ちよくない・・・」

一瞬理由がわからなかったのですが、理由は押して欲しいところを押せていないからでした。

肩コリでマッサージしてもらったことがある方ならわかると思いますが、肩コリで筋肉が硬くなるのは僧帽筋などの表面の筋肉ではなく、肩甲挙筋の付着部など少し深部にある筋肉です。

マッサージ機の弱点といえば、立体的に押しにくいことです。これが結構致命的です。

肩甲挙筋の付着部を押そうと思えば、前上方近くから押す必要がありますので、マッサージ機のもみ玉が進化したとしても、この部分にピンポイントにアプローチすることはできないでしょう。

股関節治療に必要なのはオーダーメイド

あともうひとつ、マッサージ機がどれだけ進化して「コリを探るセンサー」がよくなっても、ヒトの手に勝つことはないと思います。

やはり治療はオーダーメイドのヒトの手に限ります。

だからいま現在、もしくは当分は筋肉治療においてはヒトはロボットに負けないでしょう。
股関節治療においても、マッサージ機などの治療で劇的に良くなることはないかもしれません。

ヒトの治療ではオーダーメイドであることが必須ですし、ロボットはヒトの姿勢や歩行、痛みの歴史を考えてくれません。

まだまだロボットには負けませんよ。

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