先を見据えたリハビリの目標を!患者さんの人生はその後も続くから

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理学療法士や作業療法士の仕事は、入院中だけで終わりません。

施設に移った後も、ご自宅に帰られてからも、その方の人生は続きます。

先を見据えたリハビリの目標を!患者さんの人生はその後も続くから

入院中のリハビリでは、目の前にいる患者さんの状態だけにとらわれず、「その先の人生を見据えること」が大事になってきます。

当たり前といえば当たり前なのですが、ついつい忘れがちになってしまいます。

今回は学生時代の実習中に、私が担当の先生から教わった大切なことをお伝えします。


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青色発光ダイオードがもたらしたもの

先日交差点で歩いているときに、青信号をぼんやり眺めていました。

みなさんもご存知のように、最近の新しい信号機には発光ダイオード(LED)が使われています。

発光ダイオードで青色を出すのが非常に困難だったようですが、ノーベル賞を受賞された赤城勇先生、天野浩先生、中村修二先生らの活躍により、実現化、製法の安定化に成功しました。

製品化した最たるものが信号機の青色。

いままでよりも視認性が劇的に向上しましたし、従来の信号機よりも使用する電力が格段に減りました。

全国すべての信号機が発光ダイオードに変われば、ものすごくエコになることは間違いないでしょう。

地球温暖化でエコを目指す現代にはぴったりですね。

また青色発光ダイオードが実現化したことにより、白色発光ダイオードを作り出すことが可能となり、家庭の照明や、懐中電灯、街灯にも白色発光ダイオードが使われるようになりました。

発光ダイオードって、私たちの生活にはなくてはならないものですね。

ただ先生方が研究されているとき、こんな社会になることを予測されていたのでしょうか。

実際のところは分かりませんが、青色発光ダイオードの礎を築いた赤城先生は素材の研究から始め、本当に手探りだったと思います。

青色発光ダイオードを実現すること、そこにすべての力を注いでおられたのではないでしょうか。

それを天野先生が発展させ、中村先生の研究段階になると、「こんなものが作れて社会が変わる」と具体的にイメージされていたのではないでしょうか。

もちろんノーベル賞を受賞される先生方のことですから、これから起こりえる未来のことはある程度考えておられたとは思いますが。

リハビリの先を見ないと始まらない

理学療法士や作業療法士の仕事もそうですよね。

その時々の患者さんの疾患や症状についつい目を奪われがちです。
「昨日はひとりで立ち上がれたのに今日はできない・・・」なんて一喜一憂することもありますよね。
学生の頃、レポートを書くときによく怒られました。

「その患者さんはこの先どんな人生を送るのか」

それを考えていないと。

結局、私たちが診ているのは疾患や症状ではなく、その人そのもの。

それまでの人生もあり、ケガや病気をして、そしてその先の人生がある。

たまたま私たちが出会ったのがケガや病気をしたときだったというだけです。

青色発光ダイオードの話のように、先を見据えているかどうかは、すごく重要です。
何でもそうかもしれませんが、やっぱり最終的なゴールはあった方がぶれなくていいですよね。
リハビリでは短期目標と長期目標を設定します。

短期目標は少し先にある目標で、長期目標はかなり先にある目標です。

みなさんの長期目標は何ですか?

PS.長期目標は途中で変わってもいいですよ。

最初に立てた目標が達成できないこともありますし。

大事なのは修正しながらも、目指すべきゴールをはっきりと定めることです。

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