股関節に痛みがあっても一生自分の足で歩くためにやるべきこと

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股関節に痛みがあっても、生涯自分の脚で歩き続けたい、そう願い方はたくさんいます。

股関節痛があっても一生自分の足で歩くために

股関節痛の治療においては、手術が有効なひとつの手段であることは間違いありません。

また股関節の手段では人工の股関節を身体の中に埋め込みますので、なんとなく嫌な感じもするでしょう。

実際には手術後リハビリをしっかりすれば、人工股関節置換術を受けたことさえ忘れるほど元気になる方もいるので、手術を受けた全ての方が人工物の違和感に生涯悩まされるというわけではありません。

そうはいってもやはり手術を受けたくないですよね。

本日はそんな悩みを抱えている方からご質問をいただきましたのでご紹介させていただきます。


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生涯自分の足で歩くために

いただいたご質問は以下です。

—– 性別 —–
男性

—– 年齢 —–
40代

—– 疾患名 —–
臼蓋形成不全

—– 治療経過を詳しくお書きください —–
13歳で両股関節(左が特に浅い)の臼蓋形成不全との診断を受けました。その頃より慢性的な鼠径部の痛みはありましたが、こういうものだとあきらめて、激しい運動や長く歩くことを避けてきました。

20歳頃より経過観察のために定期的に受診していますが状況は変わりません。階段の昇降時に痛みはありませんが、平らなところを歩くと鼠径部や股関節周囲に痛みを感じます。

ここ数年は腰や膝にまで痛みが出てくることがあります。

レントゲン写真では腰、膝ともに異常はないそうです。股関節からくる痛みだろうという診断です。治療は関節腔内注射、静脈内注射を痛みが酷いときに受け、通常は痛み止めを処方されています。

股関節周囲のストレッチ、筋力維持などのトレーニングや別の方法でも痛みが改善されるならば、方法が知りたいと思いメールしました。

お若い頃から股関節の痛みに悩まされている方からのご質問です。

以前かたお伝えしているように、股関節が原因となり腰や膝関節にまで痛みが波及しています。

股関節と腰痛、膝痛の関係について知りたい方は、こちらを参照してください。


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特別な治療は何もない

こちらのご質問に対する私の回答は以下です。

はじめまして、お問い合わせいただきましてありがとうございます。理学療法士の國津です。

おっしゃるようにに腰や膝にレントゲン上の変性(=悪くなる)がないのはまだ40代とお若いからでしょう。

先にひとつご理解いただきたいのですが、個々の運動については実際に拝見しておりませんので、アドバイスできません。申し訳ございません。

いただいたご質問の中でアドバイスできるとすれば、

股関節回りのストレッチ、筋力維持などのトレーニングや別の方法でも痛みが改善されるならば、方法が知りたいと思いメールしました。

こちらについてです。

まず股関節の可動域については参考可動域程度ありますか?

次に可動域の中はスムーズ最初から最後まで動きますか?途中で固くなったり、スムーズに動きすぎたりしないか。

もし動きにくい部分があれば、その原因は骨なのか、筋肉なのか、関節なのか、それとも別のものなのか。まずこのあたりをわけていく必要があります。

筋力については、私はトレーニングをほとんど指導しません。筋力は適切な動きを、適切な方向に行うことができれば、自然と維持できます。

姿勢や歩行、どの方向に動いた時に、どの筋肉がうまく働いているのか、どの方向にいくときにうまく働けていないのか、これもわけていく必要があります。

これらは専門的な領域になってきますので、可能であれば理学療法士に判別してもらうのが良いでしょう。

股関節周囲の動きが改善し、適切な運動が行えれば、痛みは楽になっていくはずです。

実は私が治療で行っているのも、これだけです。何も特別なことはしておりません。

まずは自分の動きがどんな状況で、どんな負担をかけているのか、そのあたりを見直していけばいいと思います。

以上、簡単ではございますが、ご回答とさせていただきます。失礼致します。

参考可動域についてはこちら記事で触れています。

股関節の参考可動域程度動くのか、またどこかでつまったり、かたくなったり、痛みがでたりしないのか、まずそれが大事になります。

そして適切な姿勢や歩行ができているか、やはりこれが大切になります。

適切な歩行と姿勢が痛みを軽減させる

結局私ができることは限られています。医師のように手術で新しい関節を用意することはできませんし、怪しい治療家がいうような

「これだけすれば治る!」

なんてうさんくさい提案もできません。

患者さんの悪い部分を正常に近づけるというよりも、その方にとって負担のかからない適切な動作なのかということを一緒に考えていくことしかできないのです。

それこそが一生自分の脚で歩くためにできる、唯一の近道だと私は考えております。

まとめ

股関節に痛みがあっても、生涯手術せずに過ごされる方もたくさんいます。(もちろんその裏では手術する方もたくさんいるのですが)

医師に手術をすすめられても、自分の脚で歩き続けること、まずはその方法を探す価値はあると思います。

一生自分の脚で歩くために、まずはできることから一緒に探してみませんか。

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