股関節に痛みを抱える方と日常生活動作

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元気に動ける方はあまり気にすることはありませんが、股関節に痛みを抱えていると、なかなかできない動作もあるのです。

近年バリアフリー化が進んだと言われていますが、それは元気な人が判断することではなく、障害を持っている方や痛みを抱えて動きにくい方がどう感じるか、それが大切だと思います。

先日行ったファミリーレストランに車椅子でも入れる広めのトイレが設置されていると思ったら、店への入り口にスロープがなかったり、まだまだ不便と言わざるを得ない状況です。

そんな不便さや日常生活での困難さは、自宅の外ばかりだけでなく、家の中にもあるのです。

先日担当した股関節に痛みを抱える患者さんは、自宅で本を整理しているときに急激な痛みに襲われたそうです。

本や新聞紙を整理することは日常生活において、毎日ではないですが普通にする機会はありますよね。

このように普通にしなくてはいけない動作の中にも、股関節の痛みを誘発してしまう動作はたくさん潜んでいます。

和式生活、タンスから衣服を出したり直したりする動作、階段、入浴など、いろいろな場面で起こりえます。

言い換えれば、これらの動作を見なおしていくと、痛みを起こさずにすむかもしれませんし、軽減できる可能性があるわけです。

特に変形性股関節症の前段階か初期段階の方は、今後の症状を大きく左右する可能性がありますので、1つ1つの動作を見直していくことは大変意味のあることだと思います。

街の電気屋さんが高齢者が住む家の電球を取り替えるサービスを行なっていると聞いたとき、当時の私はピとこなかったのですが、高齢者や障害者、痛みを抱える方の日常生活動作を考えていくと、電球を1つ取り替えるのも大変なんだなと、最近実感しています。

いろいろと大変な日常生活動作もあるかもしれませんが、長い目で症状を考えると毎日の生活を見直す意義は十分あると思います。

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